【BARKS編集部レビュー】FitEar Airの登場は、今を象徴するターニングポイント

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<秋のヘッドフォン祭2015>にて、カスタムIEMの新製品となるFitEar Airが盛大に発表された。FitEarが満を持して発表したハイブリッド構造(ダイナミックドライバー+バランスド・アーマチュア・ドライバー)を持つカスタムIEMである。

◆FitEar Air画像

多くの専門メディアが伝えている通り、最大のポイントはハイブリッドでありながらベント穴がなく遮音性を犠牲にしていない点にあるが、その手法が斬新だ。代表の須山氏は“とんちエンジニアリング”とおどけてみせるが、逆転の発想ともいえる柔軟な思考性が素晴らしい。

密閉された小さなイヤホン内でダイナミックドライバーをスムーズに鳴らすには、内部気圧がダイアフラム(振動板)の動きを抑圧してしまわないように、空気の逃げ先を考慮する必要がある。「シェル内を密閉しないで空気が外に逃げればいいんでしょ?」というのが一般的な解決法で、既存のハイブリッドカスタムIEMには必ず外部への穴(ベント)が存在している。そんな中「空気の逃げ口をわざわざ作らなくとも、振動板が生む気圧変化がドライバーにとって極小になるほど密閉空間の容積が大きくなればそれでいいんだよね?」と、音の出し口…つまり外耳道容積を最大化しようと発想を転換させたのがFitEar Airの基本設計となっている。

つまりは、FitEarが採った手法は「ノズル部分を極端に短くする」というコロンブスの卵的な方法だった。彼らはこの形状を「ショートレッグシェル」と呼んでいる。

もともとカスタムIEMのノズル部分が長くできているのには理由がある。イヤモニによって耳が塞がれると自分の声が異常に響いてしまいボーカリストが歌いにくくなるという外耳道閉鎖効果を未然に防ぐための設計なのだ。これは確かめてみればすぐわかる。耳を指でふさいで声を出すと自分の声が頭の中で大きく響いている。これが外耳道閉鎖効果だ。でも、その指をぐっと奥まで深く突っ込んでみると、その響きがすっと無くなる。容積変化によって共鳴が収まったからだ。この状態をキープするためにカナルを長めに設計すると同時に、カナル部分をしっかりフィットさせることで耳栓の役目をもたせ高い遮音性能を確保している。

ただし、これは歌をうたう場合での話。ステージでのモニタリングではなく音楽を聞くためのリスニング機器として進化を遂げつつある昨今のカスタムIEMにおいて、かつての設計思想と実際の使われ方の間には、いつのまにか若干の懸隔が生じている状況なのではないか。そんな状況下にあって、ステージモニタとしてストイックなイヤモニを設計してきたFitEarが、発想を逆転させ、完全なるリスニング機器として一から設計した点がエポックメイクであり、だからこその「ショートレッグシェル」であり「ハイブリッド」なのだと思う。



実は2015年4月1日、興味深い発表がFitEarのサイトにアップされていた。もちろんエイプリルフールだったのだけど、公開されたのはAIR(Acoustic Isolation Regulator)と名づけられた新しいカスタムIEMのパロディ写真だった。それは音楽の高い再現性とともに、外部ノイズを排除した理想的な静寂空間を両立するとしており、今を思えば、FitEar Airへのコンセプトを高らかに謳うもの。写真には、空気の流れを作る謎のパイプのようなものが配されていた。あれはダイナミックドライバーをスムーズに稼働させるためにセットされた、ダイアフラム前後の空間をつなぐバイパスだったのかもしれない。実際は逆位相の音が干渉を起こすので簡単な設計ではないだろうし、だからこそエイプリルフールだったのかもしれないが、それから半年後に完成に至ったFitEar Airをみればこそ、この“とんちエンジニアリング”の偉大さが身にしみる。


数多のカスタムIEMを所有している人であればこそ、あまりに見慣れないショートレッグシェルには衝撃を受けることだろうし不安も隠せないだろう。「おい、まじかよ」と二度見してしまうほどノズルがあまりに短い。というか、もはやノズル部がない。しかしながら、カナル根元でノズルをばっさりカットしたことで先端の面積が大きくなり、音道設計の自由度が格段に高まり各帯域の音をバランスよく出力できるという思わぬ効能も生まれたという。要はいいコトづくしなのである。

最大のポイントはこれで遮音が稼げるのか?というところだが、そこはさすがの技術力で、カナル部ではなく耳甲介部分でしっかりと密閉性が確保され、充分な遮音を獲得することに成功している。これは実機を耳にはめてみれば納得のところだろう。

サウンドは重厚で、パワー感溢れる質量を感じさせる生々しいものだ。いわゆるステレオタイプなハイブリッドらしさは一切なく、腰の座ったナチュラルな音像が非常に特徴的だ。さほどハイファイな耳あたりではないが、ハイブリッド的な派手さよりもバランスの取れた心地よさがオーガニックな音楽空間を作ってくれる。


▲▼左がFitEar Air。右は通常のカスタムIEM形状をもつFitEar Aya。Airはノズルがすっぱりカットされている。

ハイブリッドのカスタムIEMとして評価の高いMAVERICKカスタムやJust earが、主なトーンをBAが担いダイナミックは低域の充実を図るという役割分担である点に対し、FitEar Airは、どうやらメインのサウンドをダイナミックが担い、BAは高域をサポートする形でネットワークが組まれているようだ。どちらがどうというものではないが、ハイブリッド構造も各ブランドの思想が明確に反映されてくる新時代の幕開けとなった。カスタムIEMがBAマルチドライバー主流となったのは、シビアな現場主義に応えなければいけないイヤーモニターであるという背景によるものだが、今はオーディオファンのために設計されたカスタムIEMが、その勢力図を大きく塗り替えようとしている。質実剛健さよりもファッション性、現場主義よりも趣味性が問われ始め、各ブランドがどこに向かい何のためにどんな設計を施すのか、非常に面白い時代へと変わってきている。FitEar Airの登場は、そんな今を象徴するひとつのターニングポイントなのかもしれない。

フェイスプレートに6色のカラバリが用意されたのも、イヤモニではなくリスニングイヤホンとして誕生してきたFitEar Airの性格をそのまま表している。これまでのFitEarのカスタムIEMはステージ上で酷使される機材として、縁の下の力持ちのようにその存在感を消したルック&フィールが貫かれており、カラバリなどは用意されてこなかった。現時点ではオレンジ、赤、青、黄、白、黒の6色が用意されているが、特徴的なオレンジはFOSTEXのブランドカラーを用いている。ダイナミックドライバーの供給元となっている彼らへのリスペクトを込めたものだとか。

なお、試聴機のほうがどうしてもイヤーチップが追加される分、外耳道容積が小さくなってしまうので、実機よりもダイナミックドライバーの動きに制約が出る懸念がある。体感上どれほどの影響があるかは分からないけれど、実機のほうがより素晴らしいレスポンスを見せるのは間違いないだろう。是非、このワンアンドオンリーな設計思想によるFitEar Airで、2015年秋の最新のサウンドを謳歌していただきたい。

text by BARKS編集長 烏丸哲也

●FitEar Air(フィットイヤー エアー)


▲キャリングケース、クリーニングツール、ケーブルクリップ。

2015年10月24日発売
価格:オープン価格(フジヤエービックでの参考価格は13万5000円)
構成:非公開
ケーブル:FitEar Cable 007(3.5mmストレート型ステレオミニプラグ)
フェイスプレートのカラーバリエーション:オレンジ、赤、青、黄、白、黒
須山補聴器銀座店
〒104-0061東京都中央区銀座6-16-12 須山歯研銀座ビル
電話 03-3549-0755
FAX 03-3549-0760
Eメール 4133@suyama.co.jp
受付時間 10:00~19:00 日曜祝日定休

◆FitEarオフィシャルサイト
◆BARKSヘッドホン・チャンネル
◆BARKS カスタムIEM専門チャンネル

BARKS編集長 烏丸レビュー

■イヤホン ●ヘッドホン ◆カスタムIEM ◇他
◆HiFiMAN RE1000(2015-10-11)
◆Unique Melody MAVERICKカスタム(2015-09-26)
◇Astell&Kern AK380 アンプ(2015-09-19)

◆ONKYO IE-C3(2015-09-13)
◇AK Jr+Fidue A73+Westone UM56(2015-09-06)
■RHA T20(2015-08-24)
◇Westone UM56(2015-08-15)
◇Astell&Kern AK380(2015-08-10)

◆カナルワークスCW-L33BB(2015-08-07)
■Fidue A65(2015-07-29)
■DITA ANSWER(2015-07-18)
◆LEAR LCM-BD4.2(2015-06-21)
■DUNU DN-2000J(2015-06-14)

■2015年上半期 お薦めイヤホン(2015-06-06)
◆Noble Audio Savant(2015-05-28)
◆Westone ES30(2015-05-10)
◆JH AUDIO Roxanne(ロクサーヌ)(2015-04-24)
◇SONY NW-ZX2(2015-04-17)

◆カナルワークスCW-L15(2015-04-11)
◆Heir Audio 10.A(2015-03-15)
●v-moda Crossfade M-100(2015-03-01)
◆FitEar Aya~彩(2015-02-23)
◇UE MEGABOOM(2015-02-8)

◇COWON PLENUE 1(2015-01-25)
■Unique Melody Maverick(2015-01-12)
◆rhines stage 5(2015-01-03)
◇Calyx M(2015-01-01)
■LIVEZONE R4 LZ 4ユニバーサル(2014-12-15)

■ROCK JAW KOMMAND(2014-12-14)
■Donguri-楽 濃茶&鐘(2014-12-08)
■DUNU ALPHA 1(2014-11-30)
■Fidue A71(2014-11-23)
◆AAW M20(2014-11-16)

◆Ultimate Ears UE 7 Pro(2014-11-3)
■絶対失敗しない攻めのサウンド、お薦めイヤホン6品(2014-10-21)
■NOBLE AUDIO Kaiser 10 universal(2014-10-18)
◆カナルワークスCW-L71PSTS(2014-10-12)
■UCOTECH IL300 affetto(2014-10-05)

◆rhines stage 4U(2014-09-28)
●ROCK JAW ACERO(2014-09-21)
◆Westone ES60(2014-09-14)
■Astrotec Lyra(2014-09-08)
■NOBLE FR(WIZARD)(2014-08-26)

■Fidue A83(2014-08-19)
◇Musician's Ear Plugs(2014-08-10)
◆Noble Audio 5C R Configuration(2014-07-27)
◆FitEar萌音-MONET(2014-07-21)
■SHURE SE112(2014-07-13)

■Blue Ever Blue 878(2014-07-01)
■茶楽音人Donguri-楽(RAKU)(2014-06-24)
■オーディオテクニカATH-CKR10(2014-06-14)
◇estron Music、BaX(2014-06-03)
■OSTRY KC06(2014-05-18)

◆VISION EARS VE6 Xcontrol(2014-05-25)
■Fidue A81(2014-05-17)
◆カナルワークスCW-L32(2014-05-04)
■アルティメットイヤーズUE900s(2014-04-26)
■Astrotec AX60&AX35(2014-04-20)

◆CUSTOM ART Pro 330v2(2014-04-13)
●MPC Headphones(2014-04-06)
●Klipsch STATUS(2014-03-30)
●SMS Audio STREET by 50 DJ Pro Performance Headphones(2014-03-23)
◆AK240×カスタムIEM(2014-03-16)

■RHA MA750(2014-03-09)
■Meze 11 Deco(2014-03-02)
◇Astell&Kern AK240(2014-02-22)
◆1964 EARS V6-Stage(2014-02-17)
◆カナルワークスCW-L32V(2014-02-09)

◇EarPeace HD(2014-02-02)
◆Noble Audio Kaiser 10(2014-01-19)
◆Clear Tune Monitors CT-300Pro(2014-01-04)
◇KLIPSCH KMC1(2014-01-01)
■DUNU DN-1000(2013-12-30)

◆Ultimate Ears Reference Monitors(2013-12-16)
◆Ultimate Ears 11 Pro(2013-12-08)
◆earmo Tune5(2013-12-03)
●オーディオテクニカATH-OX7AMP(2013-11-23)
■音茶楽Donguri-欅(KEYAKI)(2013-11-17)

■オーディオテクニカ ATH-IM01~04(2013-10-27)
◇Astell&Kern AK10(2013-10-25)
●フィリップス Fidelio M1(2013-10-22)
◆earmo Tune4(2013-10-12)
◆Ultimate Ears Personal Reference Monitors(2013-10-05)

◆Sensaphonics 2XS(2013-09-30)
■Earsonics SM64(2013-09-23)
◆LIVEZONER41 LZ12(2013-09-15)
◆Ultimate Ears カスタムIEM全7機種(2013-09-08)
◆null audio Elpis(2013-09-03)

■FitEar Parterre(2013-08-25)
◆カナルワークスCW-L12(2013-08-17)
◆Livezoner41 LZ 4(2013-08-06)
■SHURE SE846(2013-08-02)
■オーリソニックスASG-2 with BassPort(2013-07-28)

■Hippo ProOne(2013-07-21)
◆カナルワークス CW-L51a(2013-07-13)
■EXS X10(2013-06-24)
■音茶楽Flat4シリーズ粋、楓、玄(2013-06-17)
◆LEAR LCM-1F(2013-06-10)

◇Ultimate Ears UEブーム(2013-05-28)
◇Stage93 93PC(2013-05-20)
●Meze Headphones(2013-05-08)
●Fischer Audio Jubilate(2013-04-29)
◇ORB JADE casa(2013-04-21)

◆lime ears LE3(2013-04-14)
◇雑誌「DigiFi 第10号」付録(2013-04-06)
●Ultimate Ears UE 9000、UE 6000、UE 4000(2013-04-01)
■開放型インナーイヤーイヤホンおススメ5モデル(2013-03-19)
◆LEAR LCM-5(2013-03-16)

●フィリップスFidelio L1(2013-02-25)
○スマホが与えた音楽リスニングのモラル変革(2013-02-17)
■Klipsch Image X7i(2013-02-04)
◆LEAR(2013-01-27)
◆カナルワークスCW-L05QD(2013-01-13)

◆earmo(2013-01-02)
◆Westone AC2(2012-12-25)
◇Stage93 93SPEC(2012-12-16)
●California Headphone Silverado、Laredo(2012-12-09)
■音茶楽Flat4-楓(2012-12-03)

◆Stage93 Stage 6(2012-11-26)
●GRADO SR60i(2012-11-19)
◇Astell&Kern AK100-32GB-BLK(2012-11-15)
●オーディオテクニカ ATH-WS99(2012-11-10)
■アトミック フロイドPowerJax+Remote(2012-10-29)

◇VORZUGE VorzAMPduo(2012-10-26)
●ファイナルオーディオデザイン heaven VI(2012-10-16)
●beyerdynamic T 90(2012-10-08)
●GRADO GS1000i(2012-09-30)
●SENNHEISER HD 700(2012-09-16)

◆ACS T1 Live!(2012-09-11)
●オーディオテクニカ ATH-AD2000 ATH-AD1000(2012-09-03)
●GRADO RS1i、SR325is、PS500(2012-08-20)
◆FitEar MH335DW(2012-08-15)
●DIESEL VEKTR(2012-08-07)

◆カナルワークスCW-L51 PSTS(2012-07-30)
●Fischer Audio FA-002W(2012-07-25)
●Pioneer SE-MJ591(2012-07-16)
■GRADO iGi(2012-07-12)
●HiFiMAN HM-400(2012-06-26)

●Klipsch Reference One(2012-06-17)
●GRADO PS1000(2012-06-09)
●ULTRASONE edition 8(2012-06-02)
●PHONON SMB-02(2012-05-28)
■音茶楽Flat4-粋(SUI)(2012-05-20)

●<春のヘッドフォン祭2012>、Fischer Audio FA-004(2012-05-13)
◇Hippo Cricri、Go Vibe Martini+、VestAmp+(2012-05-04)
■ファイナルオーディオデザインheaven IV(2012-04-28)
■フィッシャー・オーディオ Jazz (2012-04-22)
●SHURE SRH1840 & SRH1440(2012-04-16)

■FitEar TO GO! 334(2012-04-08)
◆Unique Melody Mage(2012-03-26)
●Takstar PRO 80、HI 2050、TS-671(2012-03-20)
●klipsch Mode M40(2012-03-15)
■Fischer Audio DBA-02 Mk2(2012-03-07)

◆AURISONICS AS-1b(2012-02-27)
■UBIQUO UBQ-ES503、UBQ-ES505、UBQ-ES703(2012-02-21)
◆Heir Audio Heir 3.A(2012-02-15)
■moshi audio Clarus(2012-02-12)
◆Thousand Sound TS842(2012-02-08)

◆Heir Audio Heir 8.A(2012-02-01)
■CRESYN(2012-01-17)
◆Unique Melody Merlin(2012-01-08)
◆カナルワークスCW-L01P(2012-01-03)
■ファイナルオーディオデザイン Adagio(2011-12-31)

◆LEAR LCM-2B(2011-12-26)
●SOUL by Ludacris SL100、150、300(2011-12-23)
●AKG K550(2011-12-20)
■SENNHEISER IE80 & IE60(2011-12-16)
■DUNU(2011-12-14)

◆カナルワークスCW-L10(2011-12-12)
■オーディオテクニカ ATH-CK90PROMK2(2011-12-09)
◆Ultimate Ears UE 5 Pro(2011-12-06)
■REALM IEM856(2011-12-02)
■ファイナルオーディオデザインAdagio III(2011-11-26)

◇Ultimate Ears用交換ケーブルFiiO RC-UE1&オヤイデ電気HPC-UE(2011-11-25)
●Reloop RHP-20(2011-11-22)
■オーディオテクニカ ATH-CK100PRO(2011-11-14)
■SOUL by Ludacris SL99(2011-11-04)
■Fischer Audio Ceramique(2011-10-25)

■SHURE SE535 Special Edition(2011-10-21)
■JVCケンウッドHA-FX40(2011-10-16)
■BauXar EarPhone M(2011-10-10)
■SONOCORE COA-803(2011-10-02)
◆TripleFi 10 ROOTHリモールド(2011-09-25)

■AKG K3003(2011-09-18)
■Atomic Floyd SuperDarts+Remote(2011-09-11)
■Bowers & Wilkins C5(2011-09-06)
■Westone3(2011-09-02)
◆カナルワークスCW-L31(2011-08-26)

◇ORB JADE to go(2011-08-22)
■YAMAHA EPH-100(2011-08-14)
■NW-STUDIO(2011-08-09)
■NW-STUDIO PRO(2011-08-02)
◆FitEar MH334(2011-07-29)

◆ROOTH SE530×8(2011-07-26)
■Westone ES5(2011-07-21)
●SHURE SRH940(2011-07-17)
◆Ultimate Ears 18 Pro(2011-07-15)
■クリエイティブAurvana In-Ear3(2011-07-06)

◆カナルワークス CW-L01(2011-07-01)
■GRADO GR10&GR8(2011-06-25)
◇SAEC(サエク)SHURE SE用ケーブル(2011-06-21)
■フィアトンPS 20&PS 210(2011-06-17)
■ZERO AUDIO ZH-BX500&ZH-BX300(2011-06-11)

■フィリップスSHE8000&SHE9000(2011-06-03)
■アトミック フロイド(2011-05-26)
■モンスター・マイルス・デイビス・トリビュート(2011-05-20)
■SHURE SE215(2011-05-13)
■ファイナルオーディオデザインPiano Forte IX(2011-05-06)

■ラディウス・ドブルベ/ドブルベ・ヌメロドゥ(2011-05-01)
■ローランドRH-PM5(2011-04-23)
■フィリップスSHE9900(2011-04-15)
■JAYS q-JAYS(2011-04-08)
◇フォステクスHP-P1(2011-03-29)

■Klipsch Image X10/X5(2011-03-23)
■ファイナルオーディオデザインheaven(2011-03-11)
■Ultimate Ears TripleFi 10(2011-03-04)
■Westone4(2011-02-24)
■Etymotic Research ER-4S(2011-02-17)

■KOTORI 101(2011-02-04)
■ゼンハイザーIE8(2011-01-31)
■ソニーMDR-EX1000(2011-01-17)
■SHURE SE535(2011-01-13)
■ビクターHA-FXC51(2011-01-12)
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