【速報】対米同時多発テロにまつわる音楽情報 Vol.5
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【速報】同時多発テロにまつわる音楽情報 Vol.5 大変、痛ましい事件が起こりました。それに伴い、現在アメリカでのコンサート・イベント等のほとんどは、中止、あるいは延期となっています。日本来日公演などに関しましても、情報が入り次第、掲載いたします。 ※ニュースが入り次第、リアルタイムに更新いたします |
| ●AC/DCからゾンビーズまで…テロ事件を考慮、ラジオ放送に不適切な曲目リスト化 |
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テロ事件を考慮し、ラジオ放送に不適切な曲目リスト化される世界最大のラジオ・ネットワークが先週のテロ事件に関連して、自らが所有するラジオ局を対し、放送に適さないであろう歌詞が含まれているロック/ポップ・ソングの膨大なリストを作成した。このリストには、スタンダードに近いようなJohn Lennonの「Imagine」、Led Zeppelinの「Stairway To Heaven」、Louis Armstrongの「What A Wonderful World」などが含まれている。
LAUNCH.comは、リストを作成した業界リーダーClear Channelが、「歌詞が不適切」と考えられる約150もの楽曲を集めたことを確認している。そしてこの中には、Frank Sinatraの「New York, New York」やElvis Presley「(You’re The) Devil In Disguise」から、最近のヒット曲であり、現在米国でNo.1の売上げを記録している System Of A Downの「Chop Suey!」至るまで、さまざまな楽曲が含まれている。 しかし、Clear ChannelのスポークスウーマンがLAUNCH.comに話したところによると、このリストは企業命令ではないとしている。これは、9月11日のテロ事件を考慮し、リスナーを当惑させる可能性があるとされる参考楽曲リストをラジオ局に配布しようとしている、ある1人の従業員の「草の根的な努力」だという。「マーケットの意向を探るのは、地域の番組担当者次第であることは明確だ」と彼女は話している。 このリストには、ハードロック・バンド/ミュージシャンの名が目立っている。 AC/DCは7曲、MetallicaとAlice In Chainsは4曲、Black SabbathとSoundgardenは3曲がリストに含まれている。また、全ての楽曲がアグレッシヴであり、政治に関連しているとして、Rage Against The Machineだけは全曲がリストに含まれている。 その他、Bangles「Walk Like An Egyptian」、the Clash 「Rock The Casbah」、Alien Ant Farm 「Smooth Criminal」、Surfaris「Wipeout」、the Trammps「Disco Inferno」、John Parr「St. Elmo’s Fire」、Bobby Darin「Mack The Knife」、the Gap Band「You Dropped A Bomb On Me」、James Taylor「Fire And Rain」などが含 まれている。 楽曲の完全なリストは以下の通り: AC/DC:「Shot Down In Flames」「Shoot To Thrill」「Dirty Deeds」「Highway To Hell」「Safe In New York City」「TNT」「Hell’s Bells」 |
| ●ブライアン・ウィルソン日本公演の延期が決定 |
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9月20日(木)より日本公演が予定されていたBrian Wilsonのコンサートは、今回の米国同時多発テロの影響により来日の予定が立たず、全ての公演で延期が決定した。 手持ちのチケットは延期公演で有効。振替日程などの詳細は後日発表される。 <Brian Wilson THE PET SOUNDS TOUR> ■9/20(木) 東京国際フォーラムホールA ■9/22(土) 愛知県芸術劇場大ホール ■9/24(月) 福岡サンパレスホール ■9/25(火) 大阪厚生年金会館 |
| ●デヴィッド・シルヴィアン、日本公演延期 |
| 9/17(月)から予定されていたデヴィッド・シルヴィアンの来日公演が延期となった。これはアメリカで発生した同時多発テロ事件による空港閉鎖の影響で、シルヴィアンをはじめスタッフの来日、機材の到着が不可能となったため。各公演は下記に延期される。
<スケジュール延期内容> ※会場に変更なし。 <チケット払戻内容> [問]ザックコーポレーション 03-5474-9999 |
| ●テロ事件の影響でベックがジョン・レノン・トリビュート・イベント出演を取りやめ |
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ニューヨークとワシントンへのテロ攻撃事件を受け、Beckが公式ウェブサイトで、9月20日にニューヨーク・Radio City Music Hallで開催予定のJohn Lennonトリビュート・イベント“Come Together: A Night For John Lennon”に出演しないと発表した。LAUNCHでは現在のところ、イベントの広報担当に連絡が取れておらず、他にも出演予定を取り消したアーティストがいるのか、もしくはイベント自体が延期となる可能性があるのかなどの確認は取れていない。
John Lennonトリビュートに出演予定となっているアーティストは、Alanis Morissette、Cyndi Lauper、Lou Reed、Marc Anthony、Moby、Nelly Furtado、Seal、Shelby Lynne、Stone Temple PilotsにLennonの遺族であるYoko Ono、Julian Lennon、Sean Lennonなどで、EurythmicsのDave Stewartがイベントの音楽ディレクターを務めることになっている。また、このイベントのTV放送が、Lennonの誕生日である10月9日にTNTで午後8時(米東部標準時)から予定されている。 |
| ●レイナード・スキナードと元サヴァイヴァーのメンバーがテロ攻撃についての曲を共作 |
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Lynyrd Skynyrdのヴォーカリスト、Johnny Van Zantと元Survivorのリーダー、Jim Peterikが、先週のニューヨークとワシントンでのテロ攻撃についての曲を書いた。2人が作ったのは「The Day America Cried」(アメリカが泣いた日)というタイトルで、次のような詞が含まれている。
In the shadow of the Statue Of Liberty In the torch-light of the land of the free Lies the burning wreckage of our Fathers’ dream And the souls who’ve paid with their lives (自由の女神のその陰に/自由の国のたいまつのその下に/横たわっているのは、燃えている祖先の夢の残骸/そして、命の代償を払わされた人たち) Van ZantとPeterikは近いうちに曲を完成させる予定である。 |

















