SHELTER 10th ANNIVERSARY
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下北沢に根を張り10年。 '90年代シモキタ・カルチャーの草分け的LIVE HOUSEとして シーンをリードしてきたSHELTERの開店10周年を共に祝い&満喫しよう! |
SHELTER 10年の歩み |
ロックの裾野が広がり、新しい音楽が、新しいシ-ンが芽生えつつあった'91年10月。そういったニュ-エイジをサポ-トするというモチベ-ションで、新宿LOFTの姉妹店としてサブカルチャ-の街/下北沢にオ-プンしたSHELTER。当時のラインナップを紐解くと、ネオアコ-スティック、ギタ-ポップ、デジタルロック、そして下北沢を根城とするビックネ-ム等もチラホラ…。 当時のSHELTERは、内装は深海のイメ-ジで、鯨などがペイントされた小洒落たバ-といった雰囲気だった。そんな中で、LOFT同様にパブタイムがあり酒が飲めるライヴハウスというのも非常に魅力的で、現在でも常連達がカウンタ-席を陣取っているようだ。 いかにノンジャンルのライヴハウスとはいえ、SHELTERほどストリ-トの時代性を感じさせてくれるハコはない! なぜならこの10年間、店を彩った音楽ジャンルの経緯を振り返ってみるとそれはよく解る。'93年頃よりメロディックハ-ドコア=通称メロコアの波がチラホラ。その翌年にHi-STANDARDの人気に火がつき、あまり語られてはいないが、クラブチッタでのイベントへと繋がっていった。店主催のイベントをほとんど行なってこなかったSHELTERが、他にCOKEHEAD HIPSTARS、B.T.BUTCHERS、ボアダムスのEYE率いるコンクリ-トオクトパス等をキャスティングした事実がそれを如実に | . | 物語っているのではないだろうか。まさに、まるで「カラ-はバンドが、オ-ディエンスが決めるのだ」とでも言わんばかりに。そして忘れちゃいけないのはガレ-ジパンク勢である。例えば世界で一番有名な日本のバンド、TEENGENARATEが'95年12月31日に解散。このラストライヴを、GUITAR WOLFやSUPER SNAZZなどが好サポ-ト。のべ800人が訪れ、大騒ぎとなったなんていうエピソ-ドもある。 時を同じくしてSKAパンクが台頭、こちらのム-ブメントは'98年の日比谷野音でのステ-ジへと繋がっていったのだ。この野音は元々はLOFTの手による<ROCK OF AGES>というイベントの一貫であったが、当時のNo.1の旬なシ-ンを伝えるべく、KEMURI、SCAFULL KING、SNAIL RAMP等といった12バンドが集結。勢いとエネルギ-を思いっきり発散させたものであった。 現在SHELTERはオルタネイティヴを伴った独自のロック観を持つバンドや、さまざまなジャンルがシノギを削る場所となっているが、理屈抜きにカッコいい場所でカッコいいライヴがやりたい、観たい、そんなロックファンの期待を飲み込み続けて今年の10月でまる10年が経つ。そして今後もそのスタイルを変えることなく存在し続けることだろう。 文●中島儀幸 |
SHELTER 開店10周年記念月間 ★ Live Review & Live Visual 続々アップ! |
★SHELTERの西村店長にお話を聞いてきました
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