ブラック・アーティストのトップ・アルバムは?
'49年のマイルス・デイヴィスの『Birth Of The Cool』から'01年のジャマイカン・レゲエのスター、べレス・ハモンドの『Music Is Life』まで、およそ50年間におよぶ作品が選出されたが、'02年以降のアルバムの名を上げた人はいなかった。
トップ10には、マイケル・ジャクソンのアルバム2枚が登場。『New Nation』の編集者マイケル・エボダは「黒人社会から距離を置こうとしているマイケルが選ばれたのは、驚きだ。でもこの2枚は、彼が“Jacko”から“Wacko”に変わる前にレコーディングされたものだからね」と感想を述べている。
『New Nation』は発表した最優秀ブラック・アルバムのトップ10は以下の通り。
1.マーヴィン・ゲイ『What's Going On』
2.マイケル・ジャクソン『Off The Wall』
3.パブリック・エナミー『It Takes A Nation Of Millions To Hold Us Back』
4.スティーヴィー・ワンダー『Songs In The Key Of Life』
5.ナズ『Illmatic』
6.マイケル・ジャクソン『Thriller』
7.ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ『Catch A Fire』
8.ノトーリアスB.I.G.『Ready To Die』
9.NWA『Straight Outta Compton』
10.ローリン・ヒル『The Miseducation Of Lauryn Hill』
Ako Suzuki, London
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