全英アルバム・チャート、デヴィッド・ギルモアの最新作『邂逅』が初登場1位

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今週のUKアルバム・チャートは、デヴィッド・ギルモアの9年ぶりの新作、通算5枚目のソロ・アルバム『Luck And Strange(邦題:邂逅)』が初登場で首位に輝いた。ソロでは、『On An Island』(2006年)、『Rattle That Lock』(2015年)に次ぐ3作連続での全英1位となった。

ギルモアはピンク・フロイド時代、『Atom Heart Mother』(1970年)、『Wish You Were Here』(1975年)、『The Final Cut』(1983年)、『The Division Bell』(1994年)、『Pulse』(1995年)、『The Endless River』(2014年)の6作が1位を獲得している。



2~3位は先週と変わらず、サブリナ・カーペンターの『Short n’ Sweet』が2位、オアシスのベスト盤『Time Flies... 1994–2009』が3位をキープした。オアシスは『Definitely Maybe』が4位、『(What’s The Story) Morning Glory?』が5位と、再結成を発表して以降3週間連続で3作がトップ10入りしている。

今週は1位のギルモアの最新作に加え、英国人のプロデューサー/シンガー・ソングライター、Fred Again..の4枚目のスタジオ・アルバム『Ten Days』が7位に初登場した。また、新ラインナップで活動を再開したリンキン・パークのベスト盤『Papercuts (Singles Collection 2000–2023)』(2024年)が26位から8位へ再浮上している。

シングル・チャートは、サブリナ・カーペンターの最新シングル「Taste」が連続3週目となる1位を獲得。「Espresso」が3位から2位へ再浮上し、またもやサブリナがトップ2を占めた。

3位には、チャペル・ローンの「Good Luck, Babe!」が先週の4位から1ランク再浮上。リンキン・パークの新ラインナップによるファースト・シングル「The Emptiness Machine」が4位に初登場した。


今週はこのほか、ハウス・ミュージックDJ、Sonny FoderaとJazzy、D.O.D.がコラボした「Somedays」が先週の15位から10位に上昇し、100位圏内にチャート・イン後7週目でトップ10入りを果たした。

Ako Suzuki
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