ニュース・最新情報
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第65回グラミー賞授賞式®、ヒップホップ50周年パフォーマンスの詳細が明らかに
▲(左上から時計回り) DJジャジー・ジェフ、フューチャー、グランドマスター・フラッシュ、リル・ベイビー:Getty Images<第65回グラミー賞授賞式®>が現地時間2月5日に米ロサンゼルスのクリプトドットコム・アリーナで開催される。
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パブリック・エネミー、大ヒット曲の最新版「Fight The Power: Remix 2020」リリース&アルバムは9月25日発売
デビュー以来ジャンルを超えて支持されるヒップホップ・グループ、パブリック・エネミーが最新シングル「Fight The Power: Remix 2020」をリリースした。
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イギー・ポップ、パブリック・エナミー、シカゴら、グラミー賞 特別功労賞生涯業績賞を受賞
Photo by Rob Baker Ashton米レコーディング・アカデミーは12月19日(木)、イギー・ポップ、パブリック・エナミー、シカゴ、ロバータ・フラック、アイザック・ヘイズらへグラミー賞 特別功労賞生涯業績賞を贈ることを発表した。
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レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン+パブリック・エナミーの新バンド、初ライブ
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのトム・モレロ(G)、ティム・コマーフォード(B)、ブラッド・ウィルク(Dr)とパブリック・エナミーのチャックD、サイプレス・ヒルのB=リアルが結成した新バンドProphets of Rageが、火曜日(5月31日)LAのクラブWhisky A Go Goでライブ・デビューを飾った。
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レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、活動再開ではなくスーパーグループ結成?
火曜日(5月17日)、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンとパブリック・エナミーを暗示する告知があり、2バンドのジョイント・ツアー開催、すなわちレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの活動再開が期待されたが、ちょっと違うようだ。
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レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、パブリック・エナミーと共同ツアー?
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンが活動を再開するのかもしれない。
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ラッシュ、ハート、パブリック・エナミーらロックの殿堂入り
火曜日(12月11日)、2013年にロックの殿堂入りするアーティストの名前が発表された。
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パブリック・エナミーのフレイヴァー・フレイヴ、暴行容疑で逮捕
フレイヴァー・フレイヴが暴行容疑のため逮捕された。
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2013年度ロックの殿堂入りの候補が発表
2013年にロックの殿堂入りをするアーティストの候補が発表された。
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パブリック・エネミー、25周年を記念して新作2枚を続けて発売
レコーディング・キャリアの25周年を祝う予定のパブリック・エネミーは、コンサートで過去(1987年の『ヨー! バム・ラッシュ・ザ・ショー』)をじっくり振り返るのみならず、新しい音楽もたっぷり放出するという。
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ビースティー・ボーイズのMCAの死にチャック・Dが涙のコメント
今から25年ほど前、パブリック・エナミーは初のツアー敢行にあたってビースティー・ボーイズに助けられたという経緯があり、そのことをメンバー全員が決して忘れたことはないとチャック・Dが語った。
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パブリック・エネミー、ムーヴメント・フェスティバルでトリを務める
ラップの伝説的グループ、パブリック・エネミーが、メモリアル・デーの週末にデトロイトで開催される今年のムーヴメント・エレクトロニック・ミュージック・フェスティバルでニュー・アルバム『モスト・オブ・マイ・ヒーローズ・スティル・ドント・アピアー・オン・ノー・スタンプ』を披露する。
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“ラップのゴッドファーザー”ギル・スコット・ヘロン、死去
“ラップのゴッドファーザー”“ヒップホップのパイオニア”と呼ばれたアメリカの黒人シンガー/詩人/活動家のギル・スコット・ヘロンが、5月27日、NYの病院で亡くなった。
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ビンラディン死亡に対するミュージシャンの反応
米同時多発テロ事件(2001年9月11日)の首謀者として手配されていた国際テロ組織アルカイダの最高指導者オサマ・ビンラディン容疑者が殺害されたことに対し、ミュージシャンの間からさまざまな意見が上がっているようだ。
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パブリック・エネミー×加護ちゃんがラムちゃんを歌う、魔女ッ娘コンピ登場
日本が世界に誇る文化のひとつ、アニメ。
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ファンがパブリック・エナミー新作に500万円を投資!
ベテラン・ヒップホップ・グループのパブリック・エネミー(Public Enemy)がニューアルバム制作のため、ファンから5万ドル以上の投資を受けていることが分かった。
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50セント、ここ9年での最高の視聴率を記録。
人気ラッパー50セント(50 Cent)の出演した米MTV系列局VH1の音楽番組が、ここ9年間の同局の番組中での最高視聴率を記録したという。
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カリフォルニアの春フェスに参加しませんか?
2009年も3日間開催となるカリフォルニアの<COACHELLA MUSIC FESTIVAL>。
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歴代ベスト・ヒップホップ・ソング・トップ10
音楽チャンネルVH1が、オンライン投票により決定した“ベスト・ヒップホップ・ソング100曲”を発表した。
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中国のパンクバンド、パブリック・エナミーと問題作
オリンピック・イヤーを迎えた2008年、日々中国を巡る話題は事欠かない状況が続いている中、中国人パンクバンド:ブレイン・フェイラーが新作「A Box On The Broken Ball」を、4月30日からiTunesにて全世界同時配信を行なうことを発表した。
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ブラックセレブ大集合のBETアワード、ビヨンセが2冠
BETことBlack Entertainment Televisionによる恒例のBETアワード授賞式が26日、ロサンゼルスのシュライン・オーディトリアムで開催され、映画『ドリームガールズ』で共演したビヨンセとジェニファー・ハドソンが、それぞれ2冠に輝いた。
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ナズ&ケリス夫妻のリアリティショウをMTVが企画
ヒップホップ/R&B界を代表するビッグ・カップルであるナズとケリス主演のリアリティ・ショウの制作が発表されたと、SOHH.comが報じている。
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JB死去続報、最高のグルーヴ…、チャックDらが追悼
AP通信によると、“ゴッドファーザー・オヴ・ソウル”また“ファンクの帝王”と呼ばれるジェイムス・ブラウンが、12月25日、肺炎のためアトランタの病院で死去した。
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最もロスっぽい曲を決める歴代ベストLAソングが発表!
雑誌『BLENDER』が“ロサンゼルスの歴代ベストソング”と題する新しいランキングを発表した。
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週刊エンタメ情報・今週の1行ニュース(2006.11.04)
●MTVヨーロッパ・アワーズ出演のためコペンハーゲンを訪れていたディディは、前夜行なわれたサッカー欧州チャンピオンズリーグのFCコペンハーゲン対マンチェスター・ユナイテッド戦の試合前に、ユナイテッドの監督や選手と面会し、エールを送ったらしい。
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PEのフレイヴァー・フレイヴ、初のソロ・アルバム
パブリック・エナミーのフレイヴァー・フレイヴがソロ・アルバム『Flavor Flav!』を10月にリリースすると、AllHipHop.comが報じている。
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マライア・キャリー、Billboard R&B/Hip-Hop Awardsを制する
マライア・キャリーが<Billboard R&B/Hip-Hop Awards>にて、最多5部門を授賞したと、Billboard.comが報じている。
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パブリック・エネミーの新アルバムをリッスンで独占先行配信!
リッスンジャパンでは、パブリック・エネミーの最新アルバムを、国内盤&ダウンロード開始に先駆けて、明日29日より独占先行配信を開始する。
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ブラック・ミュージックの祭典、MOBOアワーズ、発表
9月22日(木)、ブラック・ミュージックを対象にした<Music Of Black Origin(MOBO)アワーズ>の発表があった。
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<SUMMER SONIC 2005>パブリック・エナミー、全く色褪せてない名曲群
近年のセールスこそ低調なものの、'80年代後半から'90年代前半にかけては斬新なサウンドと人種問題に関する鋭い社会的メッセージで時代の寵児だったパブリック・エナミーは、まさに“ヒップホップのレジェンド”と呼んで差し支えない。
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プロフィール・バイオグラフィ・リンク
野太い声のChuck D(本名Carlton Ridenhour、''60年8月1日ニューヨークシティ生まれ)と、鼻にかかった声のFlavor Flav(本名William Drayton、''59年3月16日ニューヨークシティ生まれ)が率いたこのグループは、ロングアイランドのアデルフィ大学が主催するラジオ番組をきっかけに結成されている。
Public Enemyとしての1stアルバム『Yo! Bum Rush The Show』(''87年)を聴くと、当時のグループ――“情報庁長官”と呼ばれたProfessor Griff(本名Richard Griffin)とターンテーブルの魔術師Terminator X(本名Norman Rogers)も在籍――がまだ、自分たちのサウンドを模索中だったことがわかる。
2作目の『It Takes A Nation Of Millions To Hold Us Back』(''88年)は傑作だ。『Bring The Noise』では、Hank Shocklee、Carl Ryder、Eric(Vietnam)Sadlerがプロダクションに尽力してくれたお陰で、表題に掲げた公約は果たし、Chuck Dのラップは、マスコミ(“Don''t Believe The Hype”)からクラック中毒(“Night Of The Living Baseheads”)まで、片っ端から真っ向勝負を挑み、Flavor Flavのコミカルな“Cold Lampin'' With Flavor”でホッと一息。反ユダヤを公言したGriffが脱退を余儀なくされたあたりから、物議がグループを呑み込んでいく。
本人はその後、2枚のソロLPを制作したが、記憶に残る作品ではなかった。Shockleeの兄弟、Keithをプロダクションチームに迎えたPublic Enemyは、''90年、『Fear Of A Black Planet』でガツンと返答。その聴きどころは、Spike Leeの映画『Do The Right Thing』のサントラに予め収録されていた“Fight The Power”や、“Burn Hollywood Burn”、そしてFlavor Flavの黒人らしいユーモア溢れる“911 Is A Joke”など。
プロデューサー陣を一新した『Apocalypse ''91: The Enemy Strikes Black』には強力なリリック(“By The Time I Get To Arizona”“1 Million Bottlebags”)と、Anthraxのメンバーとデュエットした“Bring The Noise”のリメイクを配していたが、音の面での革新性と、前作にあったダークなユーモアを大きく欠いていた。(Terminator Xは、''91年に初めてのソロLPを2作、発表している)
次なるレコードは''92年の『Greatest Misses』で、収録は6つの新曲――中では“Air Hoodlum”が秀でていた――と、7つのリミックス。彼らの真っ当なメッセージは、ギャングスタラップの台頭に押されて力を失っていく。''94年の『Muse Sick N Hour Mess Age』では、ヴィンテージ物のソウルをサンプルねたに用いて、犯罪に抗うメッセージを支えたものの、黒人、白人共に、聴衆は耳を傾けようとしなかった。
''96年、Chuck DはソロLP(『Autobiography Of Mistachuck』)をリリースするが、同じく閉ざされた耳を前に失墜。Professor Griffが復帰したバンドは、再びSpike Leeとのコラボレーションに召集されて、『He Got Game』(''98年)のサントラに参加し、またアルバム『There''s A Poison Goin'' On』(''99年)も発表して、2つのプロジェクトでいくらか注目を集めるも、''80年代終盤の全盛期には及びもつかない。
最近Public Enemyは長年連れ添ったDef Jamを離れ、インターネットを基盤とする一匹狼的なレーベル、Atomic Popと契約したが、Chuck Dも自身の音楽の持久力よりも、ミュージシャンのための創造とビジネスの、新たな捌け口としてのインターネットを熱心に擁護することで、もっぱら注目を集めているようだ。