ヴァン・ヘイレン、サミー・ヘイガーを迎え全米ツアーが正式決定

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ヴォーカリスト不在で揺れていたヴァン・ヘイレンだが、先週、サミー・ヘイガーの再加入が正式に決まったとロイター通信などが伝えている。マドンナ、プリンスといった大物アーティストが数年ぶりのツアーを決める中、ヴァン・ヘイレンは今年夏に6年ぶりの全米ツアーを開催する。また、詳細は未だ分かっていないが、新曲のレコーディングも進んでいるらしい。liveDaily.comによると、ヘイガーは3月26日(金)、型破りなトークで人気のハワード・スターンが司会を務めるラジオ番組に出演、バンドの再結成について次のように語った。

「物事は変わるんだ。ある朝起きると、感覚が違う。……説明なんができない。ロックバンドだってことかな。とにかく、スタートしよう、OK?って感じだ。ローリング・ストーンズとか、そういったバンドみたいにさ。ミックとキースはいつも喧嘩してるけど、ツアーに出てうまくやってるだろ。……音楽を愛してるんだ。ヴァン・ヘイレンが、結成したときから死ぬまで最高の輝きを持ってることに疑問はない。……ソロできちんとやっていけるから、戻るつもりはなかったが、バンドメンバーといっしょにプレイして、“ワオ、やってみるもんだね。これはいい。最高だ。”って感じになった」

また、ヘイガーは3年前に癌を患ったエディについて、彼の体調は良好で以前にも増して“プレイに磨きがかかっている”と語った。

ヴァン・ヘイレンの米国ツアーは6月11日、ノースキャロライナ州グリーンズボロからスタート。現在のところ、8月19日のロサンゼルス、ステイプルズセンターで最終日を迎える予定だが、今後、さらなる追加日程が期待できそう。バンドの公式サイトにはエディ・ヴァン・ヘイレン(G)、アレックス・ヴァン・ヘイレン(Dr)、マイケル・アンソニー(B)ほか、サミー・ヘイガー(Vo)を加えたバンドの姿がフィーチャーされている。

T.Kimura
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