サミー・ヘイガー、アレックス・ヴァン・ヘイレンから連絡がなかったのは「自伝を出版するせいだ」

ポスト


サミー・ヘイガーは、ヴァン・ヘイレンの音楽をプレイするツアー<The Best Of All Worlds>の開催を告知する前、何度もアレックス・ヴァン・ヘイレンと話そうとしたものの、返事が全くなかったのは、アレックスがこの秋出版する自伝に関係があると考えているそうだ。

ヘイガーは『Las Vegas Review-Journal』のインタビューでこう語っている。「俺はこのツアーを発表する前に、何度もアレックスに連絡を入れたが、返事はなかった。どんな条件でもいい、どんな状況でも、いつでも、どこでも、どの街でもいいから、会って欲しいと頼んだんだ。“そうだな、考えてみるよ”とかじゃない。全く返事がなかった。ゼロだ」

アレックスには「数曲プレイするか、全曲プレイするか、もしくはエグゼクティブ・プロデューサーになるとか(笑)」、彼が望むオファーを出したかったそうだ。

そして、返事がなかった理由は1つ思い当たることがあると続けた。「彼が本の契約を交わしたとき、“デイヴ(・リー・ロス)とは話してはいけない。ヘイガーとは話してはいけない”って言われたんだと思うね。間違いない。それが契約の一部だったんだ」

真相は不明だが、アレックス・ヴァン・ヘイレンの自伝『Brothers』は、アメリカで10月に出版される。

サミー・ヘイガー(Vo)、マイケル・アンソニー(B)、ジョー・サトリアーニ(G)、ジェイソン・ボーナム(Dr)による<The Best Of All Worlds>ツアーは、8月末に北米での公演を終了後、9月に日本に上陸。名古屋(20日)、大阪(22日)、東京(23日)でプレイする。

Ako Suzuki
この記事をポスト

この記事の関連情報