アレックス・ヴァン・ヘイレン、エドワードと制作した最後の曲の一部音源を公開

来月、自伝『BROTHERS』を出版するアレックス・ヴァン・ヘイレンが、火曜日（9月3日）、本に収録した写真数枚をインスタグラムに投稿し、弟エドワードと制作した未発表曲の一部音源を公開した。

投稿には「Brothers 10/22 “Unfinished” by アレックス＆エドワード・ヴァン・ヘイレン」とのキャプションがつけられている。未発表曲のタイトルは「Unfinished」で、アレックス本人が朗読する『BROTHERS』のオーディオブックでフィーチャーされているという。出版社のハーパーコリンズは、ふたりが作った最後の曲だと伝えている。

『BROTHERS』は、アメリカで10月22日に出版される。アレックスは、エドワードとの思い出を振り返ることで、先に逝ってしまった弟への想いや追悼の意を表していると言われており、今年春、本について「僕は1日目から彼と一緒だった。僕らは、この国へ移住しどう馴染んだらいいかと試行錯誤する体験を共有した。レコード・プレイヤー、800平方フィート（*約22.5坪）の家、母と父、労働倫理を共有した。その後は、ツアー・バス、アルコール依存症、有名になる過程、父や叔父になる体験を共有し、この人生で僕が何よりも費やしてきたスタジオでの時間を共にした。僕らは、大半の人々が生きている間に手に入れたいと願うばかりの深い理解を共有した」とコメントしていた。

Ako Suzuki