[クロスビート特選ニュース] カヴァー曲だけのフェス、2010年も開催

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毎年春にアメリカで開催されている移動式フェスティバル<バンブーズル>。パラモアやウィーザーがヘッドライナーを務める最大規模のニュージャージー州イースト・ラザフォード公演は5月の1日、2日の2日間にわたって行なわれるが、その前日に開催されるエキストラ・ショウ<フードウィンク・フェスティバル>も興味深いイベントだ。

2008年から始まったフードウィンクは、それぞれの出演バンドが何か一つのアーティストのカヴァーだけでライヴを構成するという、バンドにとっても観客にとっても“お楽しみ企画”。2010年はサムシング・コーポレート(サムシングは再結成してバンブーズル本編にも出演)/ジャックス・マネキンのアンドリュー・マクマホンがバー・クラシック・ソングをテーマにしている他、モーション・シティ・サウンドトラックがナイン・インチ・ネイルズ、セイヴス・ザ・デイがウィーザーのセカンド「ピンカートン」のカヴァーを披露することを発表している。

ちなみに2009年の出演者とそのカヴァーはニュー・ファウンド・グローリーがグリーン・デイ、SUM 41がメタリカ、ボーイズ・ライク・ガールズがコールドプレイ、アンチ・フラッグがクラッシュなど。そのバンドのルーツとして納得のカヴァーもあれば、モーション・シティ・サウンドトラックのようにちょっと意外な組み合わせもある。日本でも実現したらぜひ観てみたいものだ。

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