クリードのScott Stapp、ヤジをとばした観客にパンチ

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4月22日の夜、Creedのヴォーカル、Scott Stappはフロリダ州セントオーガスティンのナイトクラブでヤジをとばしたクラブの観客にパンチを見舞ったと伝えられている。報道によると、その男は「お前なんかPearl Jamにくっついてりゃいいんだ」とStappをやじり、頭に血がのぼったヴォーカリストは「俺をコケにしようってのか?」と怒鳴り返したという。それを受けた男は「おまえはスーパースターなんかじゃない」と言い返した。それを聞いたStappは男を殴り、男は口から血を流し、目にあざを作ったとのこと。

StappはLimp BizkitのFred Durstとも仲が悪く、またFoo Fightersのフロントマン、Dave Grohlから“With Arms Wide Open”をばかにされたりと、いろいろな悪口に耐えている。

Weezerのベーシスト、Mikey Walshとドラマー、Pat Wilsonも最近のLAUNCHインタヴューでCreedをからかった。Walshはこう語る。
「長年、Creedは大好きなんだ。ここ30年で最も重要なバンドのひとつだと思うよ」「Creedのメンバーといっしょに育ってきたから、確かに敵対心のようなものがある。波風を静めてもらって、適当なこと言って歩き回ろうかと思ってるんだ」「彼らは昔からの友達で、ライバルという感じなんだ。いい意味でのライバルさ……」

「彼らにはいつも辛くあたってきた。人をしごくのは楽しいんだよ」とはWilsonの弁。また、Walshはこう皮肉る。「そうだな、“Scott、何だそのビデオは? お前、イカれちまったんじゃないのか”とか。いつもみんなでグサッとくるような言葉を言い合っているんだ」

昨年、Creedのオープニングを務めたOur Lady Peaceのヴォーカル、Raine Maidaは、人々はStappにかまうのをやめるべきだとLAUNCHに語る。
「一度、ビッグになると、皆そういうことをするんだ。どこからともなく出て来て、巨大化する産物なんじゃないかと思う。人は嫉妬するようになる。音楽というのは競争じゃない。他のバンド同士でいがみ合っているのを見るのは耐えられないよ。たいていはそういう理由なんだ。不安定さから来るものだろう。“関係ないだろ?”とか、ボーイバンドの話を始めて“どうでもいいんじゃない?”みたいな。いい曲もいくつかあるし、そういうバンドは一生懸命やってる。だから、彼らにはもっとパワーを与えてほしい。すべてのタイプの音楽に十分なファンがいるのだから」

Weezerの“Hash Pipe”は各方面のModern Rockチャートで頻繁にラジオ放送されている。また、Our Lady Peaceの“Life”もよくラジオでかかっている。

Darren Davis、ニューヨーク Craig Rosen、ロサンゼルス
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