【速報】対米同時多発テロにまつわる音楽情報 Vol.19
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【速報】同時多発テロにまつわる音楽情報 Vol.19 大変、痛ましい事件が起こりました。それに伴い、現在アメリカでのコンサート・イベント等のほとんどは、中止、あるいは延期となっています。日本来日公演などに関しましても、情報が入り次第、掲載いたします。 ※ニュースが入り次第、リアルタイムに更新いたします |
| ●エルトン・ジョンがNYと米国への思いを語る |
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Elton Johnは10月20日（土）、Madison Square Gardenで開かれる「Concert For New York City」に出演する。何年もニューヨークを行き来している彼はこの街から特別なぬくもりを受け、そのあたたかさを9月11日に世界貿易センターを襲ったテロ攻撃の余波にも差しのべている。
「 ときどきPier 92や94まで行って時間を過ごすんだ。そこは全ての中枢で、なんでもある。よく壁の絵や写真、メッセージを見ながら時を過ごすよ」と彼は語る。「それはすごく、とても……。僕はそれを見たかったんだ。ほんと、呆然とした感じで。ニューヨークの人々はまだショックの中にいて、アメリカの人々はまだショックを受けていると思う」 Johnは最近のツアーで、コンサート中に“The Star-Spangled Banner”のインストゥルメンタルを演奏し、“Mona Lisas And Mad Hatters”をNYに捧げている。彼はまた、連合軍がテロリストのリーダー、ウサマ・ビンラディンに必ず報復を与えるだろうとオーディエンスに語った。 「 彼を見つけだしてほしい。連合軍は絶対に彼をしとめるだろう」「こうしている間にも、何らかの報復が行なわれているはずだ。どうにかして彼を捕まえてもらいたい」Concert For New York Cityの出演者は他にPaul McCartney、Who、Mick Jagger、Billy Joel、David Bowie、Eric Clapton、U2のBonoとEdge、John Mellencamp、James Taylorら。コンサートの模様は20日（土）午後7時（米東部標準時／米太平洋標準時）からVH1で放送される。 |
| ●D.ボウイが10月20日のConcert For New York Cityに出演。M.ジャガーとキッスは21日のベネフィットショウに参加せず |
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今週末の2つのオールスター・ベネフィットコンサートのラインアップに、いまだ変更が加えられている。Paul McCartneyが企画した「Concert For New York City」にはDavid Bowieがラインアップに加わり、またMick Jagger、Eric Clapton、Billy Joel、Who、U2のBonoとEdge、Elton John、John Mellencamp、Bon Jovi、James Taylorらも出演する。ショウは10月20日（土）、Madison Square Gardenで開かれ、VH1で放送される予定。
一方で、JaggerとKissは10月21日（土）にワシントンD.C.のRFK Stadiumで行なわれる「United We Stand What More Can I Give?」にそれぞれ別の理由で参加しないことになった。KissはリードヴォーカルのPaul Stanleyが腰の手術を受けるため、キャンセルせざるを得なくなった。彼はショウが終わるまで手術を延期しようと思ったが「痛みがひどく、放っておくと危険な状態になる可能性がある」ため、ギグができなくなるとのことで断念した。出演が予定されているのは他にRod Stewart、Aerosmith、モダンロッカーのTrain、Goo Goo Dollsなど。 Jaggerのスポークスパーソンは、彼が非常に単純なひとつの理由でUnited We Standから手を引いたということを否定している。Jaggerはイベントの出演を依頼されたが、一度も公式には確認していないという理由だ。 |
| ●エアロスミスのUnited We Stand出演が危ぶまれる |
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Aerosmithは、10月21日（日）にワシントンD.C.のRFK Stadiumで開かれる「United We Stand What More Can I Give?」ベネフィットコンサートに参加する予定だったが、そのショウでプレイできる見通しが少なくなっている。
ギタリストのBrad Whitfordは、Aerosmithは誰からも出演を依頼されてないとLAUNCHに語っている。グループの話によれば、*N SYNCサイドの誰かがAerosmithが参加すると言ったとのこと。 「 そして誰かが連絡してきて、“ショウに出演するんですか？”とかなんとか訊いてきて、“どうなってると思います？ 誰かがAerosmithは出演するって言ってたんですよ”って。それで、どうすればいいのか分からなくなったんだよ」問題を複雑にしているのは、Aerosmithにその夜、インディアナポリスでコンサートがあるという事実だ。Whitfordはバンドが両方のショウに出演できるような方法を模索していると言う。おろらく彼らは当日、早い時間にRFK Stadiumに出演するか、またはインディアナポリスから衛生でパフォーマンスを行なうといった形になるだろう。10月20日（日）にMadison Square GardenでConcert For New York Cityに出演するJanet Jacksonもちょうど同じようなことを計画している。 「 今は、どうしたらいいか結論を出すのにほとんど徹夜の議論を続けている」とWhitford。「どうにかしてうまくいくように努力してるよ」 |
| ●ビースティ・ボーイズがNYでチャリティ・コンサート開催。B-52’s、ストロークスらが出演 |
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9月11日に起こった世界貿易センターへのテロ攻撃の被害者のために、Beatie Boysがニューヨークでチャリティ・コンサートを開催する。“New Yorkers Against Violence”と名付けられたこのコンサートは、10月28日にマンハッタンのHammerstein Ballroomで行なわれ、B-52’s、Cibo Matto、Strokes、Rival Schools、Saul Williams、Rahat Fatah Ali Khan、DJ Stretchなどが出演する。
Beastie Boysはヘッドライナーとして、長年のパートナー、DJ Mixmaster Mikeと共に“ヒップホップの短いライヴ”を披露する予定。3人揃ったBeastie Boysとしてのライヴは、’99年の夏以来となる。 メンバーのAdam Yauchは次のようにコメントしている。 「 狂気の沙汰である今の状況の中で、Adam（Horovitz）とMike（Diamond）と一緒に、建設的なことで何か俺たちにできることはないのかと考えた」「時間のある人や場所が近い人たちは、みんな来てほしい」チケットはTicketmasterおよびHammerstein Ballroomで発売されている。コンサートの収益はニューヨーク救済資金として、New York Association For New AmericansとNew York Women’s Foundationに全額寄付される。両団体についての詳しい情報は、Beastie Boysの公式ウェブサイト（beastieboys.com）に掲載されている。 |
| ●デスティニーズ・チャイルドの日本公演が延期。ヨーロッパ・ツアーも |
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10月18日から横浜と大阪で予定されていたDestiny’s Childの公演が来年の5月に延期されることになった。
日本公演の振替日程と問い合せ先は以下のとおり（変更の可能性あり）。 10月18日（木）大阪城ホール→2002年5月8日（水）午後7時 【お問い合わせ先】 延期となった公演のチケットは、そのまま振替日で有効となる。なお、払い戻しは、横浜公演分が10月17日（水）から10月31日（水）まで、大阪公演分は10月18日（木）から10月31日（水）までの期間に、チケットを購入した場所で受け付けている。 また、日本公演の後に予定されていたオーストラリア、ヨーロッパのツアーもあわせて延期となった。延期の理由は、最近の国際情勢と米国務省による世界規模の海外渡航注意勧告を考慮した結果とのこと。ヨーロッパツアーは、日本/オーストラリア・ツアー後の10月24日から開始される予定だった。 メンバーのBeyonce Knowlesがコメントを発表している。 「現在の世界の状況を熟考したあげく、ギリギリの段階で結論を下しました。振替日および追加公演を楽しみにしたいと思います。また、戦いが早急に終わり、平和なときが戻ることを願っています」 その他のニュースとして、Destiny’s Childは、10月21日にワシントンD.C.のRFK Stadiumで開催されるチャリティ・コンサート“United We Stand What More Can I Give?”に出演することが決まった。 また彼女たちは、U2のBono、Alicia Keys、*N SYNC、Christina Aguilera、Mary J.Blige、Eve、Backstreet Boysら、その他たくさんのアーティストたちと共に、Marvin Gayeの名曲“What’s Going On”のリメイクにも参加している。この曲はチャリティEPとして10月30日に米国発売され、収益の半分はエイズ・チャリティへ、残りの半分はUnited Wayによるテロ事件被害者救済のための基金、September 11th Fundへ寄付される。 同じ10月30日には、Destiny’s Childのクリスマス・アルバム『8 Days Of Christmas』も発売される。アルバムのほとんどが、Beyonceによる共作、共同プロデュースである。 Destiny’s Childのヨーロッパ・ツアー延期日程は以下のとおり（振替日はすべて’02年、変更の可能性あり）： 10月24日 – スウェーデン、ストックホルム – Globe Arena→5月28日 |
| ●PENNYWISEのジャパン・ツアー公演が延期 |
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PENNYWISEが米国多発テロの影響により予定されていたワールド・ツアーを取りやめ、それにともない今月に予定されていた日本公演も延期されることになった。なお、チケットは振替公演日へそのまま有効になり、払い戻し希望者へは期間を定めて払い戻しを実施するとのこと。
2001年10月24日（水）大阪BIG CAT→2002年4月9日（火）大阪BIG CAT 追加公演：2002年4月12日（金）川崎、CLUB CITTA’ info：044-246-8888 |
| ●エルトン・ジョンがConcert For New York Cityで新曲を披露？ |
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Elton Johnは10月20日（土）にMadison Square Gardenで行なわれるConcert For New York Cityで新曲を歌うだろうか？ 彼は、それはあり得なくもないとLAUNCHに語る。Johnはこのショウに出演するために旅行日程を変更したが、メキシコシティの4日間の公演は10月21日からスタートする。彼は最近のコンサートで9月11日の惨劇についてコメントし、“The Star-Spangled Banner”のインストゥルメンタルを演奏してから、彼の曲“Mona Lisas And Mad Hatters”をニューヨークへ捧げている。
Johnは彼の長年の作詞家、Bernie Taupinが先月の事件を受けて曲を作っているとLAUNCHに語った。 「 こうした時には、人々は馴染みのある声を聞こうとするんだ。知ってるものに傾き、生活の中で何か意味のある曲を得ようとする。たぶん、Bernieは事件について何か書いているんだと思うよ。彼はこの前、僕にニューヨークで歌ってもらいたい曲があると漏らしていた。そのうち分かるよ。こういった危機的状況のときには、人々はよく知っている声と馴染みのあるレコードを聞こうとする。“The Star-Spangled Banner”のヴァージョンがいくつ出ていると思う？ 分からないけど、僕たちはひとつも出してないんだ」Johnの他にConcert For New York Cityに出演するアクトはPaul McCartney、Who、Mick Jagger、Eric Clapton、Billy Joel、U2のリードヴォーカルBonoとギタリストのEdge、Bon Jovi、James Taylorなど。コンサートの模様はVH1で放送される。 |
