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セックス・ピストルズのヴォーカリストとして活動していたジョニー・ロットンが、1978年1月に脱退。法律的な理由でジョン・ライドンと改名し、パブリック・イメージ・リミテッド(PiL)を結成。

早くもその年の暮れにはデビュー作『パブリック・イメージ(Public Image – First Issue)』を発表。ライドンのパンク・ロックの旗手というイメージを裏切り、ロックを解体するかのような斬新なサウンドで、ポスト・パンクの先陣を切る。

翌1979年には45回転12インチ3枚組で缶入りという特殊仕様にして傑作の誉れ高い『メタル・ボックス』を発表。1980年には初のライヴ盤『パリ・ライヴ』をリリース。3作目『フラワーズ・オブ・ロマンス』(1981年)を発表、続いて日本でのライヴ盤『ライヴ・イン・TOKYO』(1983年)をリリース。以降、ライドンを中心にメンバーの変遷もありながらミクスチャー~ポップへと路線を変え『ジス・イズ・ホワット・ユー・ウォント』(1984年)、『ALBUM』(1986年)、『HAPPY?』(1987年)、『9』(1989年)を発表するなど順調に活動を続けるが、1992年にリリースした『ザット・ホワット・イズ・ノット』をもって活動を一旦休止。

1996年のピストルズの再結成、翌1997年の初のソロ作『サイコパス』の発表も挟みつつ、2009年にPiLは再結成を果たす。メンバーはルー・エドモンズ(G)、ブルース・スミス(Dr)に新加入のスコット・ファース(B)。エドモンズとスミスは1986年から1989年までの作品に参加、新加入のファースはジョン・ライドンによって見出されている。

再結成を果たしたPiLのメンバーはジョン・ライドンをして“かってないほど素晴らしい”と言わせるほどで、ファン、評論家、プロモーターから支持されている。