ジョン・ライドン、奥さんのために米『ザ・マスクド・シンガー』に出演
ジョン・ライドンが、ミュージシャンらが正体を明かさず出演し、歌唱力を競うアメリカの音楽バラエティ番組『The Masked Singer』の最新シーズンに出演した。
◆ジョン・ライドン画像、動画
ライドンは10月20日に放送されたエピソードで、ジェスター(宮廷道化師)に扮し登場し、アリス・クーパーの「School’s Out」をパフォーマンス。勝ち残り、次のラウンド(11月10日放送)ではSoggy Bottom Boysの「I Am A Man Of Constant Sorrow」を歌ったが、ここで敗退し、正体を明かした。
審査員や視聴者、ネット・ユーザーらの間では、ジェスターは、デフ・レパードのジョー・エリオット、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリー、オジー・オズボーン、ジャック・ブラックらではないかと推測されていた。
ライドンは、「妻のためにやることにした」と『Billboard』誌に話している。「俺のマネージャーに連絡があり、俺らが検討してたとき、俺は愛しい妻のためにスゴクいいんじゃないかって思ったんだ。彼女はアルツハイマーを患っている。もし、誰だか推測できたら、すごく楽しめるかもしれないと」
残念ながら、ライドンは英国で、2020年に出版した自身の本『I Could Be Wrong, I Could Be Right』のプロモーション・ツアー中だったため、奥さんと一緒に番組を見ることはできなかったという。
Ako Suzuki