ブルース・スプリングスティーン、ピッツバーグでGrusheckyと再共演

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 会場にいた観客にとっては少しも意外な事ではなかったが、4月末にピッツバーグ、別名“Steel City(鋼の町)”で行なわれた2日間にわたるBruce SpringsteenのE Street Band再結成コンサートで、SpringsteenはピッツバーグのシンガーソングライターJoe Grushecky/The Houserockersと再会し、共演した。

両日とも、Grusheckyはアンコールで登場し、Springsteenのステージに加わった。4月25日は、Grusheckyのアルバム『Coming Home』で、Springsteenが共作した“Idiot''s Delight”を歌の掛け合いで披露、26日は、“Hungry Heart”の2番のヴォーカル、そしてコーラスで加わった。

SpringsteenとGrusheckyの交友は''70年代に遡る。当時、2人とも同じ北東エリアで活動していた。Springsteeenは、Grusheckyの''95年のアルバム『American Babylon』をプロデュースし、そのプロモーションの為に、GrusheckyのバンドIron City Houserockersと共にミニツアーをまわった。また、ニュージャージーやピッツバーグではよく共演していた。

今回のツアーで、Springsteenは、もっと最近のソロ作品も振り返って披露した。ヒューストンの公演では、E Street Bandヴァージョンの“Better Days”、ピッツバーグでは“Human Touch”を演奏した。この曲は2曲ともE Street Band時代以降の''92年のソロアルバムに収録された曲である。

by Gary Graff、デトロイト、Bruce Simon、ニューヨーク
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