ポール・マッカートニー、公演時間が長くなったのは「ブルース・スプリングスティーンのせい!」

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(C)Mary McCartney

2時間半や3時間といった長時間の公演を行うことで知られているポール・マッカートニーは、ザ・ビートルズ時代、20代のときは30分で済んでいたのが、こうなってしまったのは「ブルース・スプリングスティーンのせいだ」と冗談を口にした。

◆ポール・マッカートニー画像

ポールは月曜日(6月26日)配信された『Conan O'Brien Needs a Friend』ポッドキャストのインタビューでこう語った。「最近は、メイン・アクトがいて、それにウォーム・アップ・アクトがいたり、いなかったりっていうのが主流だ。(60年代には)大勢の人たちが出演していた。誰も長くはプレイしなかった。いまじゃあ3~4時間プレイする」

「僕はブルース・スプリングスティーンのせいだと思ってる。彼に言ったんだよ、“君のせいだ!”ってね。彼がめちゃくちゃにした! 1時間プレイするってわけにはいかなくなった。僕らはかつて30分だけプレイしてた。それが、ザ・ビートルズの流儀だった。30分プレイし、報酬をもらってた!」

冗談はさておき、60年代のパフォーマンス時間が短かったのは、「(当時は)多くの人たちが出演してたからね。コメディアンだったら、プロモーターから“どれくらいできる? 4分か?”って訊かれる。だから僕らは、“30分、壮大じゃないか!”って思ってた。それで、おかしくはなかった」という状況下にあったからだという。

ポールは昨年6月、80歳の誕生日の1週間後に<グラストンベリー・フェスティバル>に出演し、約2時間50分プレイした。このパフォーマンスには、ブルース・スプリングスティーンがサプライズ出演していた。



Ako Suzuki
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