ブルース・スプリングスティーン、胃の疾患で「もう歌えないのではないか」と懸念
先週、北米ツアーを開幕したブルース・スプリングスティーンは、昨年、消化性潰瘍を患ったとき、もう歌えないのではないかと懸念していたそうだ。
彼はツアー中だった昨年8月、体調不良により数公演をキャンセル。その後、消化性潰瘍の治療を受けていることを明かし、年内予定していた全公演を延期していた。
先週終わり、米SiriusXMで放送されているスプリングスティーンとEストリート・バンド専門チャンネルE Street Radioにゲスト出演したスプリングスティーンは、当時、もう歌うことができないのではないかと心配したと語った。
「歌うときには横隔膜を使う。僕は、横隔膜がすごく痛み、歌おうとすると、耐えきれないほどだった。そう、僕は全く歌うことができなかった。それが2~3ヶ月続いたんだ。その他、無数の痛みの問題を伴いながらね」
「その間…、誰かが“大丈夫だ。良くなる”って言ってくれる前は、“僕は再び歌えるのか?” って考えてた。僕が得意とし、最も愛していることができなくなったんだ。医師が“君は良くなる”って言ってくれるまでに、しばらく時間がかかった。最初は誰もそう言わなかったんだ。それで僕はナーバスになった。最終的に、僕は素晴らしい医師たちを見つけることができ、彼らが解決してくれた。彼らには感謝しかないよ」
ブルース・スプリングスティーン&Eストリート・バンドの2024年のツアーは3月19日にスタートし、11月まで開催予定。北米、ヨーロッパ各地を周る。
Ako Suzuki
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