ジェイソン・ベッカー、エドワード・ヴァン・ヘイレンから貰ったギターを治療費のため売却
長年、筋萎縮性側索硬化症(ALS)を患うギタリストのジェイソン・ベッカーが、医療費を捻出するため、90年代半ばにエドワード・ヴァン・ヘイレンから貰ったギター、彼からのメッセージとサインが入ったWolfgang #69を売りに出した。
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競売会社を通じて売買すると高額な手数料が発生するため、ベッカーの友人でYouTuberのBenny 'The Neurotic Guitarist' Goodmanが仲介を担っており、興味がある人はGoodmanに直接、連絡を入れてほしいという。
ベッカーの54歳の誕生日だった7月22日、GoodmanのYouTubeチャンネルで、1996年夏にベッカーの家を訪れたエドワードがギターをプレゼントする様子や、実物のギターを紹介するビデオが公開された。
Goodmanは、ALSを患う人が安全で安楽な生活を送ろうとするならば年間10万ドル(約1,410万円)以上かかると訴え、高額での購入やベッカーへの寄付を呼びかけている。
ベッカーは2020年にエドワード・ヴァン・ヘイレンが亡くなったとき、今回、Goodmanが投稿したのと同じ映像(長編ヴァージョン)を公開し、「エディ・ヴァン・ヘイレンから受け取った素晴らしい愛をみんなに見せたかった。彼はギターの達人というだけではなかった。彼の心とソウルを目にできる」「思いやり、謙虚、愛の素晴らしい見本。いま、そして常にこの世界が必要としているものだ。僕は友人のことを決して忘れない」と、エドワードを追悼していた。
Ako Suzuki
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