ブラック・サバス、トニー・マーティン時代のボックスセットのリリースを計画

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ブラック・サバスのリイッシュー盤(ボックスセット)・プロジェクトに取り掛かっているトニー・アイオミは、バンドのキャリアで見過ごされがちなトニー・マーティン時代のボックスセットのリリースも計画しているそうだ。

ブラック・サバスは今月初め、ロニー・ジェイムス・ディオ時代の最初の2作『Heaven And Hell』(1980年)と『Mob Rules』(1981年)のデラックス・エディションを発売した。

トニー・マーティンは、1987~1991年および1993~1997年にブラック・サバスに在籍。13枚目のスタジオ・アルバム『The Eternal Idol』をはじめ『Headless Cross』(1989年)、『Tyr』(1990年)、『Cross Purposes』(1994年)、『Forbidden』(1995年)と5枚のスタジオ・アルバムの制作に参加した。

『Loudwire』のインタビューで、「しばらく前に『Forbidden』のリミックスが行われていると聞いたが、間もなくリリース予定なのか?」と問われると、アイオミはこう話した。「トニー・マーティン時代までたどり着いたら、そうする。いまはディオ(時代)に取り掛かっているからね。トニー・マーティンが長年、オジーとディオの中に埋もれてしまっているのは残念だ。素晴らしいアウトテイクと共にトニー・マーティン時代のアルバムをリリースできるときが来る。すでに家でミックスしているんだ。準備はできている。でも、相応しい時期が来るまで待たないと。全て一緒にはリリースできないよ。混乱を招くからね」

アイオミは未発表曲を山のように持っており、自分でも全てを把握しているわけではなく、今後、サプライズが出てくる可能性があるという。

Ako Suzuki
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