ギーザー・バトラー、ブラック・サバスのトニー・マーティン時代を振り返る

ポスト


ブラック・サバスのトニー・マーティン時代の作品がリイッシューされたの受け、ギーザー・バトラー(B)がマーティンと制作したアルバム『Cross Purposes』(1994年)について振り返った。

マーティンは1987~1991年および1993~1997年にブラック・サバスに在籍し、『The Eternal Idol』『Headless Cross』『Tyr』『Cross Purposes』『Forbidden』の5枚のアルバムを制作したが、ギーザーの脱退時期と重なる部分が多く、ふたりがレコーディングを共にしたのは『Cross Purposes』のみだった。

最近、『Full Metal Jackie』のインタビューで、マーティン時代に制作された音楽について問われたバトラーはこう答えている。「僕がトニー・マーティンと作ったアルバムは1作だけだ。何と言ったかな…、『Cross Purposes』だ。トニー・マーティンは素晴らしいシンガーだ。一緒に仕事するのもやりやすかった。大きなエゴとかないからね」

「あれは僕にとってはいいアルバムだった。なぜなら、収録曲の多分半分は僕が作ったものだからね。当時、僕はソロに取り掛かっていて、曲がいっぱいあった。ある日、トニー(・アイオミ)の家へ行き、それらを聴かせてみたら、彼はものすごく気に入ったんだ。結局、半分くらいはアルバムに収録されたと思うよ」

ギーザー・バトラーは先週(6月27日)、故郷、英国バーミンガムで開かれたフー・ファイターズの公演にサプライズ出演し、彼らとブラック・サバスの楽曲「Paranoid」をプレイした。

Ako Suzuki
この記事をポスト

この記事の関連情報