和楽器バンド、ファッションイベント<TGC>に初登場
和楽器バンドが本日2月28日、オンライン配信にて開催されたファッションイベント<第32回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2021 SPRING/SUMMER>(以下TGC)に出演した。
◆イベント画像
国が推進する「日本博」とのコラボステージにて2曲を披露し、モデルたちのウォーキングを大いに盛り上げた。
「日本人と自然」という総合テーマのもと、「美術・文化財」「舞台芸術」「メディア芸術」「生活文化・文芸・音楽」「食文化・自然」「デザイン・ファッション」「共生社会・多文化共生」「被災地復興」などの各分野にわたり、縄文時代から現代まで続く「日本の美」を国内外へ発信し、次世代に伝えることでさらなる未来の創生を目指すことをコンセプトとする日本博。
<TGC>にて過去3回のタイアップステージを行なっており、今回は和楽器バンドの演奏に合わせて着物を着たモデルがランウェイをウォーキングするという、日本の“和”の文化を象徴するステージを繰り広げた。
和楽器バンドのステージは、津軽三味線の軽やかな音色が印象的な「吉原ラメント」からスタートした。和傘や扇子を手に歌い舞う鈴華ゆう子(Vo)は、普段とは異なる環境ながらも伸びやかな歌声を会場に響き渡らせる。続いて、鈴華の「TGCをご覧の皆さん、まだまだ盛り上がっていきましょう!」との言葉を合図に「千本桜」へと突入し、演奏はより激しさを増していく。
この曲中ではファッションショーとのコラボも実施され、まずはお笑いコンビ・ラランドの2人が世界の国々をイメージした着物でランウェイをウォーキング。紺野彩夏、利水つばさ、嵐莉菜、Mattもそれに続き、それぞれ異なる柄、色合いの着物でランウェイを華麗に彩った。
パフォーマンス後のトークコーナーには、和楽器バンドから鈴華、いぶくろ聖志(箏)が参加。鈴華は「私たちもこういうコラボレーションは初めてだったんですけど、目の前を歩くモデルの皆さんにテンションがすごく上がって、まだまだ見ていたいなと思いました。特に私たちは衣装にも着物とかを入れ込んで作っているので、本当に楽しいコラボレーションでした」とコメント。
いぶくろも「今まで培われてきた技術に今の時代だからこそのアイデアを足した、斬新な着物とこういう舞台を一緒にできて楽しかったです」と感想を口にし、和楽器バンドにとって初の試みとなった、ファッションイベントでのコラボレーションを終えた。
文◎西廣智一
「生命のアリア」
各配信ストア一覧:https://wgb.lnk.to/aria_of_life
◆和楽器バンド オフィシャルサイト
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