パブリック・イメージ・リミテッド、ニュー・アルバムは『ディス・イズ・PiL』
パブリック・イメージ・リミテッドが20年振りのニュー・アルバム『ディス・イズ・PiL(This Is PiL)』を5月28日(日本盤7月4日発売)にリリースする。PiL自らの出資によって自身のレーベルPiL Officialからのリリースとなるもので、全12曲コッツウォルズにあるスティーヴ・ウィンウッドが所有するスタジオで2011年にレコーディングされたものだ。日本はEMIミュージック・ジャパンからリリースとなる。
◆パブリック・イメージ・リミテッド画像
「(タイトルにかけて)これがPiLだよ。PiL Official印のね。」──ジョン・ライドン
『ディス・イズ・PiL』について、ジョン・ライドンは以下のようにコメントしている。
「12曲。さてどれから話そうか。どれもこれもが私にとって特別だからね。「ワン・ドロップ」はフィンズベリー・パーク時代の、とても若かった頃についての曲だ。最高だね。ハロー!気分はすっかりティーンエイジャー!というところにご注目さ。実年齢はさておき、いつでも若くあるべきだよ。「ロリポップ・オペラ」はバックグラウンドノイズと英国讃歌と、そしてその両方が見事に一つになった美しい曲。「ザ・ルーム・アイ・アム・イン」はまあ、ドラッグと低所得者用住宅がテーマの曲だ。未だに悲劇は続いているんだよ。「アイ・マスト・ビー・ドリーミング」は、ああいう類いの政府に我慢していかなきゃならない身としては、こういうタイトルの曲があって当然だね。」
3月16日金曜日にクイーン・エリザベス・ホールで行われたBBC Radio 6 バースデー・セレブレーションでの記念すべきステージで、「ディーパー・ウォーター」と「ワン・ドロップ」の2曲の新曲を初披露した彼らは、続くロンドンのヘヴンで2回の極めてスペシャルなステージを行った際に、更に多くの新曲をニュー・アルバムからピックアップした。タイムズ紙は、「紛うことなくアートミュージック一色の夜だった。詰めかけた多くの観客も納得の内容だった」とコメント、「ワン・ドロップ」はBBC Radio 6、XFM、Absolute Radioで現在も依然としてエアプレイされている。
古今通じて最も斬新かつ影響力のあるバンドの一つとして広く知られているPiLの音楽性とビジョンだが、彼らは5曲のUKトップ20シングルと5枚のUKトップ20のアルバムを生み出している。1978年のデビューアルバム『パブリック・イメージ』から1992年の『ザット・ホワット・イズ・ノット』まで、メンバーチェンジを行いながらもバンドを率いて活動を続けたジョン・ライドンは、その後17年間の休止期間に入ったが、2009年に復活しワールドワイドなライブ活動を展開した。
グループ結成以来20年を経た現在、この新作によってより新しく、オリジナリティーに磨きのかかったPiLの新たな幕が開こうとしている状況だ。
パブリック・イメージ・リミテッド『ディス・イズ・PiL』
2012年7月4日 日本盤発売(輸入盤:5月28日)
・This Is PiL ディス・イズ・PiL
・One Drop ワン・ドロップ
・Deeper Water ディーパー・ウォーター
・Terra-Gate テラ・ゲイト
・Human ヒューマン
・I Must Be Dreaming アイ・マスト・ビー・ドリーミング
・It Said That イット・セッド・ザット
・The Room I Am In ザ・ルーム・アイ・アム・イン
・Lollipop Opera ロリポップ・オペラ
・Fool フール
・Reggie Song レゲエ・ソング
・Out Of The Woods アウト・オブ・ザ・ウッズ
●パブリック・イメージ・リミテッド(Public Image Limited)
・ジョン・ライドン:セックス・ピストルズのフロントマンであった彼は1978年にパブリック・イメージ・リミテッドを結成。PiLの活動以外にもソロ作品や他アーティストとのコラボレーション作品を多くリリースしている。また、クオリティTVのアピールにも力を入れている。
・ルー・エドモンズ:元ダムドのギタリストでマルチプレイヤーでもある彼は1986年にPiLに加入、アルバム『Happy?』のレコーディングに参加した他、『9』では共作者として作曲にも携わりPiLのサウンドに新たな魅力を加えるのに寄与している。
・ブルース・スミス:ザ・ポップ・グループやスリッツでドラムを叩いていたが、1986年に加入したPiLではパーカッションを担当し、『Happy?』と『9』の2枚のアルバムのレコーディングに参加している。名うてのドラマーと評価の高い彼ならではの職人技をグループに持ちこんだ。
・スコット・ファース:スティーヴ・ウィンウッド、ジョン・マーティン、エルヴィス・コステロ等数多くのトップクラスのミュージシャンおよびバンド達との活動歴があるベーシスト。多様な楽器をこなすマルチプレイヤーだ。
◆パブリック・イメージ・リミテッド・オフィシャルサイト
◆パブリック・イメージ・リミテッド画像
「(タイトルにかけて)これがPiLだよ。PiL Official印のね。」──ジョン・ライドン
『ディス・イズ・PiL』について、ジョン・ライドンは以下のようにコメントしている。
「12曲。さてどれから話そうか。どれもこれもが私にとって特別だからね。「ワン・ドロップ」はフィンズベリー・パーク時代の、とても若かった頃についての曲だ。最高だね。ハロー!気分はすっかりティーンエイジャー!というところにご注目さ。実年齢はさておき、いつでも若くあるべきだよ。「ロリポップ・オペラ」はバックグラウンドノイズと英国讃歌と、そしてその両方が見事に一つになった美しい曲。「ザ・ルーム・アイ・アム・イン」はまあ、ドラッグと低所得者用住宅がテーマの曲だ。未だに悲劇は続いているんだよ。「アイ・マスト・ビー・ドリーミング」は、ああいう類いの政府に我慢していかなきゃならない身としては、こういうタイトルの曲があって当然だね。」
3月16日金曜日にクイーン・エリザベス・ホールで行われたBBC Radio 6 バースデー・セレブレーションでの記念すべきステージで、「ディーパー・ウォーター」と「ワン・ドロップ」の2曲の新曲を初披露した彼らは、続くロンドンのヘヴンで2回の極めてスペシャルなステージを行った際に、更に多くの新曲をニュー・アルバムからピックアップした。タイムズ紙は、「紛うことなくアートミュージック一色の夜だった。詰めかけた多くの観客も納得の内容だった」とコメント、「ワン・ドロップ」はBBC Radio 6、XFM、Absolute Radioで現在も依然としてエアプレイされている。
古今通じて最も斬新かつ影響力のあるバンドの一つとして広く知られているPiLの音楽性とビジョンだが、彼らは5曲のUKトップ20シングルと5枚のUKトップ20のアルバムを生み出している。1978年のデビューアルバム『パブリック・イメージ』から1992年の『ザット・ホワット・イズ・ノット』まで、メンバーチェンジを行いながらもバンドを率いて活動を続けたジョン・ライドンは、その後17年間の休止期間に入ったが、2009年に復活しワールドワイドなライブ活動を展開した。
グループ結成以来20年を経た現在、この新作によってより新しく、オリジナリティーに磨きのかかったPiLの新たな幕が開こうとしている状況だ。
パブリック・イメージ・リミテッド『ディス・イズ・PiL』
2012年7月4日 日本盤発売(輸入盤:5月28日)
・This Is PiL ディス・イズ・PiL
・One Drop ワン・ドロップ
・Deeper Water ディーパー・ウォーター
・Terra-Gate テラ・ゲイト
・Human ヒューマン
・I Must Be Dreaming アイ・マスト・ビー・ドリーミング
・It Said That イット・セッド・ザット
・The Room I Am In ザ・ルーム・アイ・アム・イン
・Lollipop Opera ロリポップ・オペラ
・Fool フール
・Reggie Song レゲエ・ソング
・Out Of The Woods アウト・オブ・ザ・ウッズ
●パブリック・イメージ・リミテッド(Public Image Limited)
・ジョン・ライドン:セックス・ピストルズのフロントマンであった彼は1978年にパブリック・イメージ・リミテッドを結成。PiLの活動以外にもソロ作品や他アーティストとのコラボレーション作品を多くリリースしている。また、クオリティTVのアピールにも力を入れている。
・ルー・エドモンズ:元ダムドのギタリストでマルチプレイヤーでもある彼は1986年にPiLに加入、アルバム『Happy?』のレコーディングに参加した他、『9』では共作者として作曲にも携わりPiLのサウンドに新たな魅力を加えるのに寄与している。
・ブルース・スミス:ザ・ポップ・グループやスリッツでドラムを叩いていたが、1986年に加入したPiLではパーカッションを担当し、『Happy?』と『9』の2枚のアルバムのレコーディングに参加している。名うてのドラマーと評価の高い彼ならではの職人技をグループに持ちこんだ。
・スコット・ファース:スティーヴ・ウィンウッド、ジョン・マーティン、エルヴィス・コステロ等数多くのトップクラスのミュージシャンおよびバンド達との活動歴があるベーシスト。多様な楽器をこなすマルチプレイヤーだ。
◆パブリック・イメージ・リミテッド・オフィシャルサイト