ザ・スリッツのアリ・アップ、急死

ポスト
イギリスのパンク・ロック・バンド、ザ・スリッツの女性ヴォーカリスト、アリ・アップが水曜日(10月20日)、病のため亡くなったという。セックス・ピストルズ/パブリック・イメージ・リミテッドのジョン・ライドンが明かした。ジョン・ライドンは、アリの母親ノラと再婚したためアリ・アップの継父にあたる。

◆「ASK MA from Trapped Animal」画像

ライドンのオフィシャル・サイト(Johnlydon.com)で「Arianna RIP(アリアンナよ、安らかに)」との告知がなされた。「ジョンとノラから、ノラの娘であるアリアンナ(アリ・アップ)が本日(10月20日水曜日)、重病のため亡くなったことをみんなに知らせて欲しいと頼まれました。彼女の死はとても惜しまれることでしょう」

アリ・アップは1976年、14歳のとき、ジョー・ストラマーのガールフレンドだったパルモリヴ(Dr)と、女性だけのパンク・バンド、ザ・スリッツを結成。スージー・アンド・ザ・バンシーズらとともに、男性ばかりだったパンク・シーンに新しいムーヴメントを巻き起こした。

アップのマネージャーはMySpaceのザ・スリッツのページに「彼女は何世代もの女性に影響を与え、我々の時代で最も思い出深いミュージックの一部を作り上げた」と追悼の言葉を掲載している。

まだ48歳という若さだった。


Ako Suzuki, London

◆ザ・スリッツ・マイスペース
この記事をポスト

この記事の関連情報