カーディフのスタジアム、ツェッペリンと交渉中

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カーディフのミレニアム・スタジアムが、レッド・ツェッペリンのコンサートを開きたいとバンド側と交渉中だという。スタジアムの関係者によると、バンドは当初、<アーメット・アーティガン追悼コンサート>での1回きりの再結成しか念頭になかったそうだが、いまは“この先のツアーを検討中”とまで心変わりしているらしい。

Welsh Rugby Unionの最高責任者でミレニアム・スタジアムの関係者でもあるロジャー・ルイス氏は地元紙『Wales On Sunday』にこう明かしている。「最初ハーヴェイ(・ゴールドスミス/ツェッペリンのプロモーター)は、バンドは1回だけパフォーマンスするって言ってた。でもいまはツアーを検討しているそうだ」

ルイス氏は、ツェッペリンのコンサートを開くのに同スタジアムほど最適な場所はないと続けている。「ミレニアム・スタジアムは、英国で唯一の開閉式の屋根をもつスタジアムで、7万人を動員するイベントに最適の場であることは保証できる。この国でそれができる場所はほかにない」

一方、5人目のメンバー、故ジョン・ボーナムの息子ジェイソンはこの先の予定についてBillboard.comにこう話している。「僕はまだ新米だからね、わからないよ。またやるかって? 欲を出しちゃいけないよ。僕はただ自分のやったことに思いを巡らし、そこに参加できたのを誇りに思うだけだ。もしもう1度やるっていうなら、僕はもちろん大賛成だ。でも、彼ら次第だよ。時がくればわかるよ。もし1年前に“来年やるのか?”って訊かれてたら、僕は“まさか!”って答えてたはずだからね」

バンドの元にはミレニアム・スタジアムだけでなく、多くの会場/プロモーターからオファーが来ているはず。ツアーといわずとも、さらなる公演はあるのでは?

Ako Suzuki, London
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