デヴィッド・ギルモア、狂喜のDVDリリース
これはすごい。11月7日日本発売(海外は9月17日)だそうだ。デヴィッド・ギルモアのライヴを収めたDVDタイトル。もちろん何がすごいかって、その中身だ。
2002年の4月某日、東京国際フォーラムで行なわれたロジャー・ウォーターズのパフォーマンスに、身震いの感涙を味わったピンク・フロイド・ファンにとって、これこそが待ちに待った最大級の宝物だろう。
2005年のLIVE 8で一度きりの再結成で、歴史的な好演を見せ付けたピンクフロイドだが、その後幾度のきっかけを持ちながらも、かたくなまでに再結成を行なおうとしない。いくら好条件を持ちかけられても…。おそらく、このまま再結成されることはないのではないか…残念ながら再演の可能性はきわめて低い。
■ピンク・フロイド、ロジャーを加え再結成
https://www.barks.jp/news/?id=1000008832
■「ピンク・フロイド再結成に向け意気込みを語る!」
https://www.barks.jp/news/?id=1000009326
■ピンク・、「シド・バレットに捧ぐ」
https://www.barks.jp/news/?id=1000009445
■<ライヴ8>、ベスト・パフォーマンス・トップ5
https://www.barks.jp/news/?id=1000009512
■ピンク・フロイド、200億円のオファーを断る
https://www.barks.jp/news/?id=1000009511
■ロジャー・ウォータース、P・フロイドの再結成を望む
https://www.barks.jp/news/?id=1000015042
■ギルモア「ピンク・フロイドは、終わった」
https://www.barks.jp/news/?id=1000018850
■ピンク・フロイド「個人的にはカムバックを見たい」
https://www.barks.jp/news/?id=1000025262
■ピンク・フロイド、バレットを追悼し再結成?
https://www.barks.jp/news/?id=1000025772
■P・フロイド、バレットの追悼式でも再結成ならず
https://www.barks.jp/news/?id=1000031556
そんな中で、今回発表されたデヴィッド・ギルモアのライヴDVD。その内容は2006年の5月に行われた彼の最新アルバム『オン・アン・アイランド』ツアーのロンドン公演の模様がベースになっているのだが、そこでのパフォーマンスがすごい。同アルバムをまるごと再現するステージを中心としながらも、ピンク・フロイドの『夜明けの口笛吹き』『原子心母』『おせっかい』『狂気』『炎 ~あなたがここにいてほしい~』『ザ・ウォール』『対(TSUI)』といった作品からさまざまな曲をピックアップし、収録時間約300分に及ぶ超大作DVDになっているのだ。
注目は、23分にも及ぶ「エコーズ」(『おせっかい』)のライヴでの再現だ。そもそも、この「エコーズ」、ピンク・フロイドの歴史の中であれだけ重要な位置にある曲であるにもかかわらず、72年の『炎 ~あなたがここにいてほしい~』ツアー以来ほとんどライヴで演奏されることがなかったため、ブート版すら映像は出ていない状況。今回のハイクオリティー音声/映像での再現は、まさしく夢の再現ともいえる快挙! そう、これはちょっとした事件なのです(←鼻息ブハブハ)。ちなみに、72年収録のDVD「ライヴ・アット・ポンペイ」以来の収録になります。
『リメンバー・ザット・ナイト(仮)』/デヴィッド・ギルモア
『Remember That Night - David Gilmour Live At The Royal Albert Hall』/ David Gilmour
2007年11月7日(海外9月17日)発売予定
DVD2枚組み/デジパック/5,985円(税込)
映像:16:9(HD収録)/カラー 音声:リニアPCM/5.1chサラウンド
●収録時間約300分の究極のDVDボックス
●ファン待望20分超の大曲「エコーズ」のライヴ映像。ハイビジョン収録&サラウンド音声。
●ピンク・フロイドの歴史的名盤群をほぼ網羅し、各アルバムから名曲をセレクトしたセットリスト
●デヴィッド・ボウイ、クロスビー&スティルスなどの超豪華ゲスト参加
●「アーノルド・レーン」「ドミノ」「暗黒の世界」「点の支配」など、シド・バレットの曲を多数演奏
※Blu-Rayも発売予定
●ディスク1はロンドン/ロイヤル・アルバート・ホールでのコンサート本編全23曲を収録。
●ディスク2には3つのドキュメンタリー、ロンドン公演のアウトテイク5曲、BBCでのセッション5曲、クリップ2曲などを収録。
●シド・バレットの曲を数多く演奏している貴重な音源だが、たまたまこのツアー中にシドの訃報が飛び込むという事実が、このツアーの神秘性を高めている。図らずしてシドへのトリビュート的な側面が生まれることとなった。
曲目:
[DISC 1] Concert Filmed In London (ロイヤル・アルバート・ホール公演収録作品)
1. Speak To Me (スピーク・トゥ・ミー)
2. Breathe In The Air (生命の息吹)
3. Time (タイム)
4. Breathe In The Air (reprise)(生命の息吹(リプライズ))
5. Castellorizon (キャッスルロライズン)
6. On An Island featuring Crosby & Nash (オン・アン・アイランド フィーチャリング・クロスビー&ナッシュ)
7. The Blue featuring Crosby & Nash(ザ・ブルー フィーチャリング・クロスビー&ナッシュ)
8. Red Sky At Night(レッド・スカイ・アット・ナイト)
9. This Heaven(ディス・ヘヴン)
10. Then I Close My Eyes featuring Robert Wyattz
(ゼン・アイ・クローズ・マイ・アイズ フィーチャリング・ロバート・ワイアット)
11. Smile(スマイル)
12. Take A Breath (テイク・ア・ブレス)
13. A Pocketful of Stones (ア・ポケットフル・オブ・ストーンズ)
14. Where We Start (ホエア・ウィー・スタート)
15. Shine On You Crazy Diamond featuring Crosby & Nash
(クレイジー・ダイアモンド フィーチャリング・クロスビー&ナッシュ)
16. Fat Old Sun (デブでよろよろの太陽)
17. Coming Back To Life (転生)
18. High Hopes (運命の鐘)
19. Echoes (エコーズ)
20. Wish You Were Here(あなたがここにいてほしい)
21. Find The Cost Of Freedom featuring Crosby & Nash(自由の値)
22. Arnold Layne featuring David Bowie(アーノルド・レーン)
23. Comfortably Numb featuring David Bowie(コンファタブリー・ナム)
[DISC 2]
●From the Royal Albert Hall:ロイヤル・アルバート・ホール
1. Wot's…Uh The Deal (ウォッツ)
2. Dominoes(ドミノ)
3. Wearing The Inside Out featuring Richard Wright (ウェアリング・ジ・インサイド・アウト)
4. Arnold Layne featuring Richard Wright (アーノルド・レーン)
5. Comfortably Numb featuring Richard Wright(コンファタブリー・ナム)
●Documentary: Breaking Bread, Pouring Wine
From the Summer Tour 2006: Dark Globe(暗黒の世界)
Live From Abbey Road: Astronomy Domine(天の支配)
From the AOLSessions: This Heaven(ディス・ヘヴン)
●From The BBC Mermaid Theatre concert, March 7th 2006:
1. Castellorizon (キャッスルロライズン)
2. On An Island(オン・アン・アイランド)
3. The Blue (ザ・ブルー)
4. Take A Breath (テイク・ア・ブレス)
5. High Hopes (運命の鐘)
●Documentary: The Making Of 'On An Island' アルバム「オン・アン・アイランド」メイキング(ドキュメンタリー)
●Documentary: The West Coast(ウェスト・コースト(ドキュメンタリー))
●Music Videos:
1. On An Island(オン・アン・アイランド)
2. Smile (スマイル)
2002年の4月某日、東京国際フォーラムで行なわれたロジャー・ウォーターズのパフォーマンスに、身震いの感涙を味わったピンク・フロイド・ファンにとって、これこそが待ちに待った最大級の宝物だろう。
2005年のLIVE 8で一度きりの再結成で、歴史的な好演を見せ付けたピンクフロイドだが、その後幾度のきっかけを持ちながらも、かたくなまでに再結成を行なおうとしない。いくら好条件を持ちかけられても…。おそらく、このまま再結成されることはないのではないか…残念ながら再演の可能性はきわめて低い。
■ピンク・フロイド、ロジャーを加え再結成
https://www.barks.jp/news/?id=1000008832
■「ピンク・フロイド再結成に向け意気込みを語る!」
https://www.barks.jp/news/?id=1000009326
■ピンク・、「シド・バレットに捧ぐ」
https://www.barks.jp/news/?id=1000009445
■<ライヴ8>、ベスト・パフォーマンス・トップ5
https://www.barks.jp/news/?id=1000009512
■ピンク・フロイド、200億円のオファーを断る
https://www.barks.jp/news/?id=1000009511
■ロジャー・ウォータース、P・フロイドの再結成を望む
https://www.barks.jp/news/?id=1000015042
■ギルモア「ピンク・フロイドは、終わった」
https://www.barks.jp/news/?id=1000018850
■ピンク・フロイド「個人的にはカムバックを見たい」
https://www.barks.jp/news/?id=1000025262
■ピンク・フロイド、バレットを追悼し再結成?
https://www.barks.jp/news/?id=1000025772
■P・フロイド、バレットの追悼式でも再結成ならず
https://www.barks.jp/news/?id=1000031556
そんな中で、今回発表されたデヴィッド・ギルモアのライヴDVD。その内容は2006年の5月に行われた彼の最新アルバム『オン・アン・アイランド』ツアーのロンドン公演の模様がベースになっているのだが、そこでのパフォーマンスがすごい。同アルバムをまるごと再現するステージを中心としながらも、ピンク・フロイドの『夜明けの口笛吹き』『原子心母』『おせっかい』『狂気』『炎 ~あなたがここにいてほしい~』『ザ・ウォール』『対(TSUI)』といった作品からさまざまな曲をピックアップし、収録時間約300分に及ぶ超大作DVDになっているのだ。
▲『おせっかい』 |
『リメンバー・ザット・ナイト(仮)』/デヴィッド・ギルモア
『Remember That Night - David Gilmour Live At The Royal Albert Hall』/ David Gilmour
2007年11月7日(海外9月17日)発売予定
DVD2枚組み/デジパック/5,985円(税込)
映像:16:9(HD収録)/カラー 音声:リニアPCM/5.1chサラウンド
●収録時間約300分の究極のDVDボックス
●ファン待望20分超の大曲「エコーズ」のライヴ映像。ハイビジョン収録&サラウンド音声。
●ピンク・フロイドの歴史的名盤群をほぼ網羅し、各アルバムから名曲をセレクトしたセットリスト
●デヴィッド・ボウイ、クロスビー&スティルスなどの超豪華ゲスト参加
●「アーノルド・レーン」「ドミノ」「暗黒の世界」「点の支配」など、シド・バレットの曲を多数演奏
※Blu-Rayも発売予定
●ディスク1はロンドン/ロイヤル・アルバート・ホールでのコンサート本編全23曲を収録。
●ディスク2には3つのドキュメンタリー、ロンドン公演のアウトテイク5曲、BBCでのセッション5曲、クリップ2曲などを収録。
●シド・バレットの曲を数多く演奏している貴重な音源だが、たまたまこのツアー中にシドの訃報が飛び込むという事実が、このツアーの神秘性を高めている。図らずしてシドへのトリビュート的な側面が生まれることとなった。
曲目:
[DISC 1] Concert Filmed In London (ロイヤル・アルバート・ホール公演収録作品)
1. Speak To Me (スピーク・トゥ・ミー)
2. Breathe In The Air (生命の息吹)
3. Time (タイム)
4. Breathe In The Air (reprise)(生命の息吹(リプライズ))
5. Castellorizon (キャッスルロライズン)
6. On An Island featuring Crosby & Nash (オン・アン・アイランド フィーチャリング・クロスビー&ナッシュ)
7. The Blue featuring Crosby & Nash(ザ・ブルー フィーチャリング・クロスビー&ナッシュ)
8. Red Sky At Night(レッド・スカイ・アット・ナイト)
9. This Heaven(ディス・ヘヴン)
10. Then I Close My Eyes featuring Robert Wyattz
(ゼン・アイ・クローズ・マイ・アイズ フィーチャリング・ロバート・ワイアット)
11. Smile(スマイル)
12. Take A Breath (テイク・ア・ブレス)
13. A Pocketful of Stones (ア・ポケットフル・オブ・ストーンズ)
14. Where We Start (ホエア・ウィー・スタート)
15. Shine On You Crazy Diamond featuring Crosby & Nash
(クレイジー・ダイアモンド フィーチャリング・クロスビー&ナッシュ)
16. Fat Old Sun (デブでよろよろの太陽)
17. Coming Back To Life (転生)
18. High Hopes (運命の鐘)
19. Echoes (エコーズ)
20. Wish You Were Here(あなたがここにいてほしい)
21. Find The Cost Of Freedom featuring Crosby & Nash(自由の値)
22. Arnold Layne featuring David Bowie(アーノルド・レーン)
23. Comfortably Numb featuring David Bowie(コンファタブリー・ナム)
[DISC 2]
●From the Royal Albert Hall:ロイヤル・アルバート・ホール
1. Wot's…Uh The Deal (ウォッツ)
2. Dominoes(ドミノ)
3. Wearing The Inside Out featuring Richard Wright (ウェアリング・ジ・インサイド・アウト)
4. Arnold Layne featuring Richard Wright (アーノルド・レーン)
5. Comfortably Numb featuring Richard Wright(コンファタブリー・ナム)
●Documentary: Breaking Bread, Pouring Wine
From the Summer Tour 2006: Dark Globe(暗黒の世界)
Live From Abbey Road: Astronomy Domine(天の支配)
From the AOLSessions: This Heaven(ディス・ヘヴン)
●From The BBC Mermaid Theatre concert, March 7th 2006:
1. Castellorizon (キャッスルロライズン)
2. On An Island(オン・アン・アイランド)
3. The Blue (ザ・ブルー)
4. Take A Breath (テイク・ア・ブレス)
5. High Hopes (運命の鐘)
●Documentary: The Making Of 'On An Island' アルバム「オン・アン・アイランド」メイキング(ドキュメンタリー)
●Documentary: The West Coast(ウェスト・コースト(ドキュメンタリー))
●Music Videos:
1. On An Island(オン・アン・アイランド)
2. Smile (スマイル)
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