ローランド、プロの要求に応えるパフォーマンスを実現するステージ・キーボードを発売

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ローランドが、4種類の独立したサウンド・エンジン、シンプルで直感的なインターフェース、卓越した演奏性により、充実のステージ・パフォーマンスを実現するステージ・キーボードの新シリーズ『V-STAGE 88』『V-STAGE 76』を2月15日(土)に発売する。

『V-STAGE』は、ローランドが長年にわたり培ってきた技術を惜しみなく投入しており、演奏技術や表現力を磨き、ステージで究極のパフォーマンスを披露したいキーボード・プレイヤーのために設計。キーボード・プレイヤーが求める、上質なサウンド、特別な知識がなくてもステージでも直感的に操作、音を調整できるインターフェース、演奏性の高い優れた鍵盤、スマートフォンなどを直接つないでライブ配信を行える接続性、ステージ映えするデザイン、堅牢性、可搬性を備えた『V-STAGE』は、まさに次世代のステージ・キーボード。


『V-STAGE』は、これまで研究開発してきたモデリングを含むサウンド・テクノロジーによる最新のサウンド・エンジンを搭載。アコースティック・ピアノ、エレクトリック・ピアノ、オルガン、シンセサイザーの4種類の独立したサウンド・エンジンにより、表現力豊かなパフォーマンスを実現。また、それら専用の操作子を兼ね備えていることで、サウンドやエフェクトを素早く調整でき、暗いステージでも直感的な操作が可能。充実のステージ・パフォーマンスを実現できる。

ラインアップは、『V-STAGE 88』と『V-STAGE 76』の2モデル。『V-STAGE 88』には88鍵のウェイテッド・ハンマーアクション鍵盤を搭載しており、エスケープメント対応のアイボリー・フィール鍵盤で本格的なピアノ演奏を堪能できる。また『V-STAGE 76』には、新規開発の76鍵セミウェイト・ウォーターフォール鍵盤を搭載。より洗練されたベロシティ検出機能によりレスポンスが向上し、グリッサンドやトリルなどオルガンならではの奏法を用いる際、豊かな演奏感を味わえる。


▲『V-STAGE 76』


▲『V-STAGE 88』

●4種類の独立したサウンド・エンジンを搭載
『V-STAGE』の最大の特徴は、アコースティック・ピアノ、エレクトリック・ピアノ、オルガン、シンセサイザーという、キーボード・プレイヤーにとって欠かせない4つの独立したサウンド・エンジンを搭載していること。4つの独立したサウンド・エンジンを搭載し、それら専用の操作子を兼ね備えていることで、各楽器独特の繊細な表現が可能となり、ステージ上で至高のサウンドを実現できる。

・アコースティック・ピアノ:2種類のグランド・ピアノ、アップライト・ピアノ、ビロードのような独特のサウンドを持つ新規のフェルト・ピアノの4種類のピアノ・モデルを搭載。当社のV-Pianoテクノロジーにより、リアルな音響特性や豊かで繊細な表現を実現。
・エレクトリック・ピアノ:さまざまな往年のエレクトリック・ピアノのサウンドや、多彩なジャンルや雰囲気にマッチする鮮やかなエレクトリック・ピアノ・サウンドを味わえる。今回、ステージで使いやすいエレクトリック・ピアノ・サウンドを徹底的に研究。波形レベルから見直し、当社のエフェクターに関するノウハウを惜しみなく注ぎ込むことで、極上のサウンドに仕上げられている。

・オルガン:ローランドのVirtual Tone Wheel音源を搭載。オリジナルのトーンホイール機構の微妙な動作を忠実にモデリングしているだけでなく、キークリックやリーケージ・ノイズの調整も可能。リアルなトーンホイール・オルガン※の演奏を実現。
※トーンホイール・オルガン:異なる高さの音が出るトーンホイールと呼ばれる91個の歯車や、ハーモニック・バーの組み合わせなどで幅広い音作りが可能。ジャズやロックで古くから使用される伝統的な鍵盤楽器

・シンセサイザー:400種類以上のZEN-Coreサウンドを搭載し、ソロパートだけでなく他のサウンドとレイヤーして効果的に演出。2種類のサウンドを同時に使用でき、アタックやリリース、フィルターなどのシェイピングを直感的に行えるコントローラーを搭載。また、『V-STAGE』は、当社のクラウドサービス「Roland Cloud」※のメンバーシップに加入すれば、音色を拡張することも可能。ZEN-Coreの「SDZ Sound Pack」や、『V-STAGE』専用の「Scene Pack」にも対応し、インスピレーションを広げ新たな演奏を生み出す楽しさを体感できる。さらにJUPITER-8やJUNO-106をはじめとしたローランドのビンテージ・アナログ・シンセサイザーをベースにした「Model Expansion」を無償でダウンロード可能。

●ステージ演奏に最適なパネルレイアウト・デザインにより直感的な操作が可能


『V-STAGE』では、4種類のサウンド・エンジンごとに備えられた専用のノブ、ボタン、スライダーにより、サウンドやエフェクトを瞬時にコントロール。ピアノ音色の明るさの調整、エレクトリック・ピアノのエフェクト・パラメーターの調整、ハーモニック・バーの組み合わせによるオルガン音色作成、スプリットのオン/オフなど、ステージで即対応が求められる項目がパネル上に配置されており、瞬時に操作できる。パネル中央には、ステータスが一目で分かる視認性の高い4.3インチのカラー・ディスプレイを搭載しており、音色の詳細なエディットやセッティングも簡単に行える。

●プロのステージ・パフォーマンスを支えるさまざまなツール

『V-STAGE』では、各サウンド・エンジンのオン/オフや音色の組み合わせ、エフェクト、エディットの設定をまとめて記憶できる「シーン」を、最大512個呼び出すことができ、楽曲に応じた調整が可能。「シーン」の切り替え順を登録した「シーン・チェイン」では、「シーン」を最大128個管理でき、さまざまなステージのセットリストをすばやく選択できる。また、「シーン・リメイン」機能により、「シーン」切り替え時に、ディレイやリバーブを自然に保ちながら音が切れることなく次のサウンドへ移行可能。『V-STAGE』では、最新技術により、すべてのサウンドにおいて音切れなく演奏することができ、自然で没入感のあるステージ・パフォーマンスを叶える。



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