【俺の楽器・私の愛機】1754「辿り着いてしまったジャパンヴィンテージ」
【Fender Japan ST-62、Orville by Gibson LPC-57B、Roland RE-201】(群馬県 ヒロテク 30代)
No.1684での人生初の59レスポール以来の投稿になります。前回書き忘れていましたが、アレは1999年製の個体でした。
シリアル番号からおそらく99年秋~冬頃に生産された個体でしょうが、それでもまだ上質の材が使われていたようですね。
それはともかく、クリスマスは過ぎ、年の暮れとともに慌ただしくなる周囲を遠巻きで眺めるなか、残念ながらまた自宅で余計なものが増えてしまいました。今度はジャパンヴィンテージだのなんだといわれているものばかりです。
まずST-62 EXTRAD。フジゲンが製造を担当していた頃のストラトですが、ローズ指板のうねり具合がたまらなく、中音域のトーンが良いのです。
EXTRADシリーズのST-62モデルの一部個体はハカランダ指板が使われているという話ですが、この個体には証明する術がないので実際のところは分かりません。まー、いい音が出ればどの指板でもOKなワケですが。
次にLPC57 EB。こっちは寺田楽器が製造した頃の特注品で指板はエボニー、ボディはマホガニー。通常個体はローズ指板で上位機種のこちらはエボニー指板との説明を受けましたが、本家で使われているような真っ黒なエボニーではなく縞模様のエボニーでした。
ボディのほうもよーく見ると継ぎ目が浮き出て、1ピースではなく3ピースマホガニーでした。特注品といえどもコストやら本家との差別化やらで仕様を変えざるを得ず、企業のしがらみというものをうかがえる一品ですかね。
最後にRE-201。現在、RE-202を使用していますが、オリジナルのスペースエコーはどんなものか実際に持ってみたいと思い、最近になって買いました。しかし、こっちは載せていいのか悩みました。というのも電源コードが断線して要修理のワケあり品でありまして…。
◆ ◆ ◆
今を思えば、フェンダーとギブソンからオフィシャルの許諾を得て日本人が作り上げたストラトとレスポール。日本人の誇りと持って「そりゃいいものができるよな」と思います。どちらもお宝ですね。お宝という点では、スペースエコーも。ものすごくきれいな個体ですね。私が学生の頃は、まだまだ現役で使っているプレイヤーも多く、メンテも程々に酷使している連中ばかりだったので、くったくたなスペースエコーが多かった。でも音は甘く深く、滑らかで気持ちよかったなあ。とにかくデカくて持ち運びも大変だったので、Dimension Cが発売されたら、そっちに飛びついたけれど。作り込まれた高品質アナログアナログ楽器は最高っすね。(BARKS 烏丸哲也)
★皆さんの楽器を紹介させてください
(1)投稿タイトル
(例)必死にバイトしてやっと買った憧れのジャガー
(例)絵を書いたら世界一かわいくなったカリンバ
(2)楽器名(ブランド・モデル名)
(例)トラヴィス・ビーン TB-1000
(例)自作タンバリン 手作り3号
(3)お名前 所在 年齢
(例)練習嫌いさん 静岡県 21歳
(例)山田太郎さん 北区赤羽市 X歳
(4)説明・自慢トーク
※文章量問いません。エピソード/こだわり/自慢ポイントなど、何でも構いません。パッションあふれる投稿をお待ちしております。
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