全英アルバム・チャート、ピーター・ガブリエルが37年半ぶりの1位

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Photo by Nadav Kander

今週のUKアルバム・チャートは、ピーター・ガブリエルの12年ぶりの新作、通算10枚目のスタジオ・アルバム『i/o』が初登場で1位を獲得した。ガブリエルのアルバムが全英1位に輝くのは、1986年の『So』以来、約37年半ぶり。『Peter Gabriel 3』(1980年)、『So』に次ぐ3作目となった。


2位には、韓国のボーイズ・グループ、ATEEZの『THE WORLD EP.FIN : WILL』が初登場。6月にリリースした『THE WORLD EP.2 : OUTLAW』(10位)に続く2作目の全英トップ10ヒットで、英国における最高位をマークした。
 
3位にはマイケル・ブーブレのクリスマス・アルバム『Christmas』(2011年)が先週の4位から1ランク浮上。この時期5年連続で3位圏内に入った。今週はこのほか、シェールが10月にリリースした新クリスマス・アルバム『Christmas』が先週の91位から急上昇し8位につけている。

シングル・チャートは、ワム!のクリスマス・ソング「Last Christmas」が先週の5位から浮上し、1984年にリリースされてから4度目となる1位に輝いた。2位にはマライア・キャリーの「All I Want For Christmas Is You」(1994年)が先週の6位から上昇し、トップ2をクリスマス・ソングが占めた。


今週はさらに、ザ・ポーグスとカースティ・マッコールの「Fairytale Of New York」(1987年)が4位、ブレンダ・リーの「Rockin' Around The Christmas Tree」(1958年)が6位、エド・シーラン&エルトン・ジョンの「Merry Christmas」(2021年)が7位、マイケル・ブーブレの「It’s Beginning To look A Lot Like Christmas」(2011年)が8位、ボビー・ヘルムズの「Jingle Bell Rock」(1957年)が9位、シェイキン・スティーヴンスの「Merry Christmas Everyone」(1985年)が10位と、8曲のクリスマス・ソングがトップ10入りしている。

Ako Suzuki
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