【今さら聞けない楽器のア・ソ・コ】お題「リガチャー」

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“楽器”と一口に言っても、多種多様さまざまな部品から構成されているのはご存知の通り。え、そんなの知ってるわい!的なものから、古楽器のレアなところまで、今さら人には聞けない“楽器のア・ソ・コ”、ご紹介します。第58回のお題は「リガチャー」です。

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サックスやクラリネットなど、シングルリードの楽器で使用されるパーツ。マウスピースとリードを固定する役目を持つ。その固定の加減で吹き心地や音色も変わってくると言われる。

かつては、リードとマウスピースを、紐を使って結び付けており、これがリガチャーと呼ばれていたが、後に、金属製や革製のリガチャーが登場。現在では、金属製のものが一般的となっている。さらに、金属製のリガチャーには真鍮などが用いられ、金、銀、ニッケルなどのメッキが施されることが多い。

リード側にネジがくるようにデザインされたタイプのリガチャーを「順締め」、リードの反対側にネジがくるタイプを「逆締め」と呼ぶ。また、ネジは1本のものと、2本のものがある。



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