【今さら聞けない楽器のア・ソ・コ】お題「チューニングキー」

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“楽器”と一口に言っても、多種多様さまざまな部品から構成されているのはご存知の通り。え、そんなの当たり前じゃない?的なものから、和楽器のマニアなところまで、今さら人には聞けない“楽器のア・ソ・コ”、ご紹介します。第49回のお題は「チューニングキー」です。

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ドラムヘッドやフープの取り外しなど、ドラムの調整時に使用する道具。ドラムの各パーツは専用のボルトで固定されている場合が多いが、チューニングキーは、このボルトの緩締することができる。

各ドラムは、ドラムヘッドを固定するフープにボルトが付けられており、このボルトの緩締によって、ヘッドの張り具合を調整してチューニングを行うことが多い。そのチューニング時にも使用されるため、チューニングキーと呼ばれている。

ドラムのボルトはメーカーを問わず、基本的には同じ口径になっているため、チューニングキーもドラムのメーカーや種類を問わず使用することが可能。さらには、フットペダルなども、チューニングキーを使って各部位の調整ができるものが多い。

掌に収まるほどの大きさでT字の形状のものが主流だが、ハンドルが付属するラチェット式など、バリエーションも多い。

文:竹内伸一



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