【今さら聞けない楽器のア・ソ・コ】お題「シールドケーブル」
“楽器”と一口に言っても、多種多様さまざまな部品から構成されているのはご存知の通り。え、そんなの当たり前じゃない?的なものから、和楽器のマニアなところまで、今さら人には聞けない“楽器のア・ソ・コ”、ご紹介します。第48回のお題は「シールドケーブル」です。
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エレクトリックギターやベースと、アンプやエフェクターを接続するためのパーツ。楽器から発した振動を電気信号に変えて、アンプやエフェクターに伝達する役割を担う。
電気信号を伝達する導線(一般的には銅線)に樹脂による絶縁体を巻き付け、さらにそれを箔や編み込みによって覆う(シールドする)構造を持つことから、シールドケーブルと呼ばれる。単に、シールドと呼ばれることも多い。
長さは1.5mから10mくらいのものまであるが、一般的に長くなるほど、音質が劣化すると言われている。
楽器やアンプ、エフェクターとの接続部=プラグは、大別してストレート型とL字型の2種類。楽器の側面にジャックが付いているなど、それぞれ接続する側の形状によって使い分けられている。
なお、エフェクター同士をつなぐケーブルは、パッチケーブルと呼ばれる。
文:竹内伸一
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