バウハウス、14年ぶりの新曲を公開
▲『Go Away White』(2008年)
2019年に活動を再開した英国のロック・バンド、バウハウスが、2008年に発表したスタジオ・アルバム『Go Away White』以来14年ぶりとなる新曲「Drink The New Wine」を公開した。
◆バウハウス画像
曲は昨年、ロックダウンの中、4人のメンバーがオーディオ・ファイルを共有しながらレコーディングした。以前にも行ったことがあるそうだが、複数のアーティストたちが他のアーティストのやっていることを見ずにそれぞれ自分のピースを加える、シュルレアリスムの共同制作の手法“Exquisite Corpse(優美な屍骸)”を用いたという。メンバーたちは、他のパートを聴くことなく自身が創り上げたものを加えていき、最後に仕上げを施した。
曲のタイトルは、アンドレ・ブルトン、マルセル・デュシャン、ジャック・プレヴェール、イヴ・タンギーらがこの手法で創り上げた一節 “Le cadavre exquis boiara le vin nouveau (The exquisite corpse will drink the new wine)”に由来する。
バウハウスは、5枚目のスタジオ・アルバム『Go Away White』を発表後、3度目の解散を発表したが、2019年に再結成し、ライヴ活動を再開した。
Ako Suzuki