YOSHIKIプロデュースにサラ・ブライトマンが熱唱

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3月21日(土)にシネマライズで公開する映画『REPO! レポ』。この作品の音楽プロデュースを務めたのは、X JAPANのYOSHIKIだ。YOHSIKIが世界的なアーティストを呼び集め、そこの参加したアーティストがすごい。FILTER(リチャード・パトリック)、JANE'S ADDICTION、PORNO FOR PYROS(スティーヴン・パーキンズ)、SLIPKNOT(クラウン)、KORN、ARMY OF ANYONE(レイ・ルジアー)、DAVID LEE ROTH BAND(ブライアン・ヤング)、GUNS N' ROSES(リチャード・フォータス)、FROM FIRST TO LAST(ソニー・ムーア)、BAUHAUS、LOVE AND ROCKETS(デイヴィッド・J)、OZZY OSBORNE band(ブラスコ)、ROB ZOMBIE band(トミー・クレフェタス)、RASPUTINA(メロラ・クリーガー)…

本作の原作は舞台オペラであり、作詞はオリジナルのままであるが、映画化に向け音楽をYOSHIKIがバージョンアップさせ、ゴシックロックとパンクロックを均一に融合、不気味ながら力強いストーリー性のある音楽に仕上げ、映画史上で最も多様性のあるサウンドトラックに仕上がったという。

そして見所は、なんと言っても映画初出演にてオリジナル曲を大熱唱するサラ・ブライトマンだ。完成した作品をサラはこのように語っている。「当時ハンブルグに住んでいたので、ハンブルグで行なわれた映画祭で見ました。ドイツのお客さんに混じって自分も見て、とても楽しめました。初めての映画出演ということで、“最初に出る映画は自分では気に入らないものだよ”と人から言われていたけれど、そんなことはなく、すごく純粋に楽しめました。」

作品を通じ、サラとYOSHIKIはどのように関わったのであろうか。

「本作で初めてお会いしたのですが、とっても付き合いやすい方でした。YOSHIKIさんは本作ではプロデューサー的な立場だったので、直接私のヴォーカルに何かをいうことはなかったです。時には自分のところにやって来てくれて色んな話をしたりしましたが。やはり全体を取り仕切っているという感じで、監修をしていました。」──サラ・ブライトマン

映画『REPO! レポ』は、『ソウ』シリーズで大ヒットを収めた鬼才ダーレン監督が、美しさとエモーショナルな残忍性を合わせた、独創的で豪華な物語世界を描き出している。サラ・ブライトマンは運命に翻弄されながら、哀しくも美しい人生を送る盲目のオペラ歌手ブラインド・マグを演じる。ゴシック調のロングドレスから、コルセットミニドレスなど様々な衣装を身に纏いながら、圧倒的歌唱力、映画初出演とは思えない演技を披露。

そして、劇中、あの美しき美貌に異変が…なんと、目ん玉から血がドピューっ。世界のディーヴァがなぜここまでの演技を? とはいえ、その姿は哀しくも耽美なのだ。

「マグは才能あふれる女性だったわ。歌の才能と、音楽的才能にね。目が見えなかったけれど、ジーン社から目をもらったの。結果として、マグがその才能を世界に知らしめるのは、よりたやすくなったわ。また目が見えるようになって、もっと前向きな感じになれたわけだから。でもマグにとって、そしてジーン社にとりつかれて助けを必要としている人々にとっては不幸なことに、彼女は悪魔に魂を売ってしまったのよ。演じていてやりがいのある役柄だったし、この役を何年も演じられたらいいのにと思ったわ。すごく荒削りでありながら複雑な役なのよ」

『REPO! レポ』は、パリス・ヒルトンがラジー賞を受賞したり、試写会ではゴスロリ・ファンが押し寄せたりと、話題に事欠かないが、全米では「驚異のネオ・ファンタジーワールド」「“ロッキー・ホラー・ショー”以来の衝撃」と熱狂的ファンが大絶賛。ここ日本においても、多くの音楽ファンにも支持されることだろう。

『REPO! レポ』
監督:ダーレン・リン・バウズマン
音楽プロデューサー:YOSHIKI(X JAPAN)
出演:アレクサ・ヴェガ、サラ・ブライトマン、パリス・ヒルトン、ビル・モーズリィ、ポール・ソルヴィノ
原題:「Repo! The Genetic Opera」/アメリカ/2008年/35mm/Dolby SR, Dolby SRD, SDTS, DTS/カラー/ビスタ/98分/R-15/©2008 Lions Gate Films Inc./repo-movie.jp
3月21日(土)シネマライズ他全国順次ロードショー
◆『REPO! レポ』オフィシャルサイト
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