マーキュリー・プライズ2021、候補作品発表

英国およびアイルランドのアーティストにより制作されUKでリリースされたアルバムの中から最優秀作品を選出する<マーキュリー・プライズ>の2021年度の候補が発表された。
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審査員にはブロードキャスター、ラジオDJ、音楽誌のライターほか、ミュージシャンも加わり、ジャンルやセールス、知名度に関わらず、優れたアルバム1枚を選ぶ。今年はアンナ・カルヴィ、アニー・マック、Hazel Wilde(Lanterns On The Lake)、ジェイミー・カラム、昨年の受賞者マイケル・キワヌーカらが参加している。
そして、以下の12作品が候補に挙がった。
アーロ・パークス『Collapsed In Sunbeams』
バーウィン『DEMOTAPE/VEGA』
ブラック・カントリー・ニュー・ロード『For the first time』
セレステ『Not Your Muse』
フローティング・ポインツ、ファラオ・サンダース&ザ・ロンドン・シンフォニー・オーケストラ『Promises』
Ghetts『Conflict Of Interest』
Hannah Peel『Fir Wave』
ローラ・マヴーラ『Pink Noise』
モグワイ『As the Love Continues』
ヌバイア・ガルシア『Source』
Sault『Untitled (Rise)』
ウルフ・アリス『Blue Weekend』
5作が新人アーティストによるもので、ラッパーのバーウィンは、3年前寝室でレコーディングし、昨年秋リリースしたデビュー・ミックステープでノミネートされた。ミックステープが候補になるのは同アワードが1992年に開設されて以来初めてだという。
授賞式は9月9日にロンドンのEventim Apolloで開催され、BBCから放送される。
Ako Suzuki
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