【俺の楽器・私の愛機】202「やっぱりレスポールに戻ります。」

【ギブソン レスポール スタンダード】（神奈川県　ペヤ　56歳）


『やはり最終的には「本物」も持たなければダメなのか！？』という気持ちが日に日に増してこのギターを購入しました。

一番最初の「エレキギター」が「グレコES450（だったと記憶）」レスポールモデルの一番安いモデルでした。
その感覚が刷り込まれてしまったため、これまで色々なギターを購入してきましたが、やっぱり最後にはレスポールに戻る。ということなのでしょうね。

購入のこの時期は「トラ目」がものすごく珍重されていた頃でもあり、はっきりと「トラ目」出ているものが「いいもの」という間違った感覚ではあったにしても、この固体は「アタリ」でした。ましてやこの「レモン」がとてもキレイなんです！


当時は現物を見ることも弾くこともかなわず、ひたすらネットで固体を探しまくっていました。その作業もすごく楽しかった思い出です。10数本の候補を選び、石橋楽器の渋谷店に一同を集めて試奏！というありがたい対応で選ばせていただいたのが、この固体です。最終的にマーフィーコレクションとこのどちらかで迷いましたが、こちらを選びました。

カスタムの選択肢もあったのですが、早々にNGでした。なぜならハイポジションが角ばっていて弾きづらかったのが原因です。カスタムをお持ちのみなさんは、なぜあの角々したネックジョイントでハイポジをガンガン弾けるのでしょうかね？笑

まろやかでふくよかなトーンのフロント、大人しそうに見えてガッツリボリューム上げるとガンガンくるリアのハムがたまりません。アンプはマーシャルに直結です。エフェクターは持っていません。もう若いころのようには弾けませんが、この固体の潜在するポテンシャルには納得しています。

一回メンテナンスに出した際、店主さんに「リイシューは高くてもダメな固体はダメ、安くてもいい固体があるんだけど、これはとてもいい！」と褒められた（嘘でも）のが嬉しかったです。

これはもう手放さない死ぬまで一緒の相棒です。




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レモンバースト、私も大好き。柾目取りのフレイムもいい感じの暴れ具合で、こりゃファイナルアンサー、申し分のない1本ですね。ガンガン弾き倒し、あとは経年によりトム・マーフィーもびっくりのウェザー・チェックが入るだけ。羨ましいぞ、この幸せ者野郎。（JMN統括編集長 烏丸）


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