米音楽業界、G・フロイドの事件を受け“ブラックアウト・チューズデー”実施

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ジョージ・フロイドさんが警官により首を圧迫され死亡したのを受け、アメリカの音楽業界では「仕事から離れ、コミュニティと再びつながる日」を設けようとの声が上がり、多くのレコード会社や企業が賛同している。

この“ブラックアウト・チューズデー”は6月2日に実施される。先週終わりから業界では、「文化の門番として、一丸となり勝利を祝うだけでなく、喪失時にお互いを支え合うのが我々の責任だ」とのメッセージが広まっていた。ワーナー・ミュージック・グループ、Sony/ATV、BMG、ユニバーサル・ミュージック・グループ、Def Jam、英国のインディ・レーベルDirty Hit、Apple MusicのEbro Darden、米国作曲家作詞家出版社協会、ディストリビューターのEMPIREらがこれに応じる予定で、インタースコープ・レコーズは今週、新作のリリースを行なわないという。

ワーナー・レコーズは「私たちは、私たちの雇用者、アーティスト、グローバル・コミュニティを支援します。たった1日ではありますが、私たちは真の変化を目指し闘い続けることに専心します」と、ユニバーサル・ミュージック・グループは「キング牧師の言葉“沈黙が裏切りとなる日が来る”を借りるならば、変化のために声を上げる責任がある者にはその時が来た」との声明を出している。

Ako Suzuki













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