ブライアン・メイ「ジョージ・マイケルの声はフレディによく似ていた」
ブライアン・メイが、フレディ・マーキュリーの死後、多くの人からジョージ・マイケルのクイーン加入を勧められたことについて語った。ブライアンは、1992年に開かれたフレディの追悼公演<Freddie Mercury Tribute Concert for AIDS Awareness>でジョージと共演し、彼のパフォーマンスはフレディにとても近いと感じたそうだ。
◆ブライアン・メイ画像、音源
ブライアンは『Mojo』誌のインタビューでこう話した。「ジョージは素晴らしかった。モニターから響き渡る彼の声を聴いていて、フレディのものにすごく近いって思った。あの後、たくさんの人からジョージをシンガーとしてバンドに加入させるべきだって言われた。でも、上手く行かなかっただろう。ジョージは全く違う方向へ向かっていたからね」
そして、「こんなに早くジョージを失うなんて思ってもいなかった。すごい衝撃だったし、すごく悲しかった。彼は素晴らしい人だった」と、あらためてジョージを追悼した。
また、クイーンは10枚目のスタジオ・アルバム『Hot Space』(1982年)に収録される「Under Pressure」でデヴィッド・ボウイとコラボしたが、ブライアンはそのセッションで録音された未発表音源の公開を検討しているようだ。
彼は当時のレコーディングを振り返り、こう話した。「簡単ではなかったよ。だって、僕らはみんな生意気で、デヴィッドは……強引なところがあったから。フレディとデヴィッドは意見が衝突していた。それは確かだ。でも、スタジオではそういうことが起きる。それによって火花が飛び散り、素晴らしいものが出来上がったんだ。(彼らの衝突は)それとなくだったよ。誰が一番最後にスタジオに来たとかね。だから、素晴らしくもあり酷くもあった。でも、いま僕の中では、酷かったというより素晴らしかったって記憶している。それと、これらのセッションで僕らがやったこと全てが日の目を見てきたわけじゃないんだ。だから、考えてるよ…」
ブライアン・メイは4月に、ケリー・エリスとのコラボレーション・アルバム『Golden Days』を発表。先週、ニュー・シングル「Panic Attack」をリリースした。
Ako Suzuki
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