レッド・ツェッペリン、「天国への階段」は盗作ではないとの評決が下る
木曜日(6月23日)、レッド・ツェッペリンの代表作「Stairway To Heaven」の著作権をめぐる陪審裁判が開かれ、8人の陪審員は、レッド・ツェッペリンのメンバーは盗作していないとの評決を下した。
◆レッド・ツェッペリンIV画像
ジミー・ペイジとロバート・プラントは、「Stairway To Heaven」(1971年)のイントロが、スピリットが1968年に発表した「Taurus」に似ていると、スピリットのギタリストで同曲の作者、故ランディ・カリフォルニアの遺産管財人から訴えられていた。
陪審員は数日に渡り、両者からの陳述や証言を吟味、曲を聴き比べた結果、レッド・ツェッペリンのメンバーが当時「Taurus」を知らなかったという主張は認めなかったが、2つの曲の間に「本質的な類似点はない」と判断したという。
ペイジとプラントは「陪審員たちの篤実な奉仕に感謝すると同時に、我々の訴えが認められ嬉しく思っています」「ファンの支援に感謝しています」との声明を発表した。
Ako Suzuki
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