【俺の楽器・私の愛機】1466「生まれて初めてのギブソンは」
【Gibson Les Paul 1979 CMT】(名古屋市 とくちゃん 59歳)
前に、ジミー・ペイジテレキャスを投稿させてもらいましたが、今回は1979年のレスポールを。
LED ZEPPELINに衝撃を受け、地元のZEPのトリビュートバンドcinnamonのライブをE.L.Lに毎度の毎度見に行ってる18歳の時に、当時cinnamonでP.Aを担当していたKさんが、いつも行く楽器屋の店員だったことから、cinnamonのギターのMさんが初期の頃に使用していたギターだと伺い、中型バイクの免許を諦め購入した人生初のGibsonです。
当時の高校生が持つには贅沢なギターでしたが、国産レスポールモデルで杢目の入ったものはなかなかなく、このギター持って後輩に頼まれてゲスト出演するしたりと色んな思い出満載のギターです。
当時は、ギター関連の本だと58~60年のレスポールが結構話題になっててギブソンもレスポール80とか作り出してオールド回帰の頃だった気がします。
このレスポールはカラマズー工場の生産で、日本輸出用、トップは2ピースですがカーブはとても緩く、ネックはメイプルの3ピース。ヘッドも本来はラージなんですが、cinnamonがzepのトリビュートバンドなので、一旦ペグ穴を埋めてヘッドをスモールにしてグローバーが取り付けてありました。憧れのペイジに近づけたって本当によくギター触ってました。
そのせいか、フレットも知らず知らずのうちにぺったんこになってしまい、打ち替えしたためオーバーバインディングも無くなってしまいましたが。
最近はカスタムショップのR9を手に入れたので、自宅のみの使用になってきましたが、50過ぎてバンド活動再開した時にも最初のステージでは出動してる大切なギターで、一生手放すことはないでしょう。
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ふと見るとプレーントップのような質素な表情なのに、ちょっと角度が変わるとギラッと杢が輝いちゃったりして、なんてエロい娘なの。エロすぎやろ。いわゆるパンケーキなのかな…そんなボディに四角いクローズド・オー・ロゴのままスモールヘッドに調教されるという、時代の変遷を生き抜いた苦労人とお見受けしました。何十年経っても赤みが抜けない当時の塗装が改良だったのか改悪だったのか…1979年製という生い立ちが、ギブソンの歴史を一身に背負ってしまうような数奇な運命を辿ることになったのですね。でも誰より幸せな人生(ギター生)を刻んでいる気がします。(JMN統括編集長 烏丸)
★皆さんの楽器を紹介させてください
(1)投稿タイトル
(例)必死にバイトしてやっと買った憧れのジャガー
(例)絵を書いたら世界一かわいくなったカリンバ
(2)楽器名(ブランド・モデル名)
(例)トラヴィス・ビーン TB-1000
(例)自作タンバリン 手作り3号
(3)お名前 所在 年齢
(例)練習嫌いさん 静岡県 21歳
(例)山田太郎さん 北区赤羽市 X歳
(4)説明・自慢トーク
※文章量問いません。エピソード/こだわり/自慢ポイントなど、何でも構いません。パッションあふれる投稿をお待ちしております。
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※毎月の掲載数は2~4件ほどの予定です。選出はBARKS編集部で行ないます。
※掲載の選出対象は【俺の楽器・私の愛機】コーナーにて2022年5月30日以降に掲載された投稿が対象となります。
引き続き【俺の楽器・私の愛機】をお楽しみください。今後ともBARKS楽器人をよろしくお願いいたします。
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