UKアルバム・チャート、ビヨンセが初登場1位

今週の全英アルバム・チャートは、先週末ビヨンセがサプライズ・リリースした新作『Lemonade』が初登場で1位を獲得した。ビヨンセにとって、ソロ・アーティストとしては『Dangerously In Love』（2003年）、『4』（2011年）に続く3枚目の全英No.1。『Lemonade』の初週セールスは7万3,000枚で、現在のところ、デヴィッド・ボウイの『★』（約15万枚）に次ぐ、2016年の最速セールス2位となる。

◆ビヨンセ画像

2～4位は、プリンスが占めた。ベスト盤『The Very Best Of Prince』が2位、同じくベスト盤『Ultimate Prince』が3位、名作『Purple Rain』が4位をマークした。このほかコンピレーション・アルバム『The Hits/ The B-Sides』（13位）、1987年に発表された『Sign O’ The Times』（15位）、初めて全米トップ10入りした『1999』（28位）など、100位圏内に計14枚のアルバムがチャート・インした。

今週はこのほか、キャサリン・ジェンキンスの新作『Celebration』（7位）が新たにトップ10入りしている。

シングル・チャートは引き続き、ドレイクの「One Dance」が3週連続でトップに輝いた。2,3位も変わらず、Siaの「Cheap Thills」が4週連続で2位、マイク・ポズナーの「I Took A Pill In Ibiza」が3週連続で3位をキープした。

シングルでも、プリンスの音楽が再注目され、「Purple Rain」が6位に再エントリーした。プリンスの曲はこのほか、「When Doves Cry」が26位、「Kiss」が38位、「Raspberry Beret」が47位、「1999」が49位、「Little Red Corvette」が70位をマークしている。

また、ビヨンセのニュー・アルバム『Lemonade』に収録される6曲がトップ40入りした。

Ako Suzuki