ロッド・スチュワート、友人エルトン・ジョンの言動を称賛

ロッド・スチュワートが、ロシアでの反同性愛法（同性愛宣伝禁止法）に反対し声を大にするエルトン・ジョンの言動を称賛した。

◆ロッド・スチュワート画像

プーチン大統領との対談を切望するエルトンが最近、ロシアのコメディアンのなりすまし電話に騙されたことについて、ロッドは『Event』誌のインタビューでこう話した。「エルトンが最近、笑いものになったよね。でも、エルトンは努力している。僕はそのことに対して彼に感服するよ。同性愛の権利についてロシアの人たちの関心を引くかもしれない。誰かがやる必要がある」

エルトンは先月、プーチン大統領から電話があったことをSNSで明かしたが、すぐにそれはコメディアンからのいたずら電話だったことが判明。エルトンは怒ったりガッガリするのではなく、「いたずらは面白い。同性愛嫌悪は、しかしながら、まったく面白くない。僕はロシアを愛しているし、プーチン大統領とLGBTの権利について話したいという僕からの提案に変わりはない。僕はこれからもずっと貶められ差別される人達のために立ち上がる。今回の残念なできごとによって、この極めて重要な問題に再び注目が集まるのであれば、僕はだまされたことをハッピーに思うよ」と返していた。

しかし、これがきっかけで、本物のプーチン大統領から連絡があり、「日程の都合がつけば直接会い、エルトンが関心を持つ事柄について話し合いたい」との言葉をもらい、対談実現に向け大きく前進することができた。

Ako Suzuki