ロッド・スチュワート、ジュールズ・ホランドとビッグ・バンドの名曲アルバムをリリース
ロッド・スチュワートが、ジュールズ・ホランドとコラボし、ビッグ・バンドによる不朽の名曲の数々をプレイしたニュー・アルバム『Swing Fever』を、2024年2月にリリースすると告知した。
「Lullaby Of Broadway」「Oh Marie」「Sentimental Journey」「Pennies From Heaven」「Night Train」「Love Is The Sweetest Thing」「Them There Eyes」「Good Rockin' Tonight」「Ain't Misbehavin'」「Frankie & Johnny」「Walkin' My Baby Back Home」「Almost Like Being In Love」「Tennessee Waltz」の13曲を収録。火曜日(12月5日)、「Almost Like Being In Love」の音源が公開された。
ロッドは6月、英国公共放送BBCの朝のニュース番組『Breakfast』のインタビューで、しばらくはロックンロールから離れるつもりだと、こう話していた。「リタイアするわけじゃないが、(別の方向へ)進みたい…。『The Great American Songbook』(シリーズ)が大成功し、さらに最近、ジュールズ・ホランドとスウィングのアルバムを作ったところだ。来年リリースする予定だ。だから、僕はそっちの方向へ進みたい。ロックンロールとは距離を置きたい。多分、しばらくは…」
ロッドは、『Swing Fever』の制作過程について、「ライヴでレコーディングした。ジュールズがバンドと1日リハーサルし、翌日、僕が出向き、全てがライヴだった。3時間で3テイクだ。ソロはライヴで、僕のヴォーカルは別として、全てがライヴだった。最近、そんな風に作られるアルバムは多くない」と、『Rolling Stone』誌に語っている。
『Swing Fever』は2月23日にリリースされる。
Ako Suzuki
この記事の関連情報
ロッド・スチュワート「残された日々が限られているのは承知しているが、恐れはない」
ロッド・スチュワート、息子と“ロックスター・マティーニ”の作り方を紹介
全英アルバム・チャート、ロッド・スチュワートとジュールズ・ホランドのコラボが1位
ロッド・スチュワート、13年ぶり来日公演が決定
ロッド・スチュワート、恩人の遺灰をギターの中に「いまでも彼と共にある」
ロッド・スチュワート「ロックンロールと距離を置く」
エリック・クラプトン、ジェフ・ベックの追悼公演を主催
ロッド・スチュワート、チャールズ国王の即位を祝うプレイリストにジェフ・ベックとの曲が選ばれ「なんて栄誉」
クイーン「ボヘミアン・ラプソディ」を監督したMV制作の先駆者、ブルース・ゴワーズが死去