ロッド・スチュワート「残された日々が限られているのは承知しているが、恐れはない」
来年1月に80歳になるロッド・スチュワートは、自分に残された日々が限られているのは承知しているものの、恐れはなく、思いっきり楽しむつもりだという。
ロッドは、英国のタブロイド紙『The Sun』のインタビューでこう語っている。「自分に残された日々が限られているのは承知しているが、恐れはない。僕ら全員が、ある時点でこの世を去らねばならない。だから、みんなが同じ立場だ。最後の数年を僕はできる限り、楽しむつもりだ」
とは言え、あと15年はあると考えているそうだ。「数年と言ったが、多分、あと15年だな。そいつは楽勝だ」
年を取り、健康にはより気を遣うようになり、定期的に運動もしているというが、「70年代や80年代のときとは違い、一晩中、飲んだり騒いで、声を保っているなんて、もうできない。最近は、ショウの前後、声を守らなくてはならない。年を取ったら、そうせねば。それには水が重要だ。だが、楽屋に水だけ用意させてるっていうのは違う」「公演の前には、ちょこっとバカルディを飲む。自分の声にはそれがいいと、自分を納得させながら。公演後は、マティーニだ。大半のバンドが家に戻り寝るが、僕らは違う。ビッグ・パーティーだ」と、変わらぬところもあるという。
ロッドは、2月にリリースしたジュールズ・ホランドとのコラボレーション・アルバム『Swing Fever』で、通算11作目となった全英1位を獲得。現在は、米ラスベガスでレジデンシー公演を開催している。
Ako Suzuki
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