ローランドからiPadで直感的に操作&ワイヤレス・コントロールもできる小型デジタル音響ミキサー「V-Mixer M-200i」

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ローランドは、Appleの「iPad」を大型操作パネルとして採用した、小型の音響ミキサー「V-Mixer M-200i(Vミキサー・エム200アイ)」を1月25日から発売した。

ローランドの業務用音響ミキサー「V-Mixer」シリーズは、2007年の発売以来、独自のデジタル音声伝送技術により高音質の音響システムを実現するミキサーとして、コンサートやイベント、放送局、テレビ・ラジオの中継収録などの現場で広く導入されている。その最新機種「V-Mixer M-200i」は、音響ミキサーに求められる機能、操作性、拡張性をコンパクトな一台に凝縮したミキサーだ。

注目すべきはなんといってもシリーズで初めて「iPad」を採用し、これまでにない快適な操作が可能となったこと。音質など細かい調整はグラフィカルなディスプレイで直感的に、音量などは本体のフェーダーで瞬時に操作できるハイブリッドなインターフェースを実現している(コントロール用のソフトウェアはApp Storeで無償ダウンロード可能)。また、リモートコントロールも可能なので、音響担当者は、iPadを片手に会場のさまざまな場所で実際に音を確認しながら、効率的に音量や音質調整を行える。さらに、豊富な入出力やライブ音響に必要な機能を装備し、低価格化も実現。ワンマンオペレーションが必要な小規模イベントでも使用できるモデルに仕上がっている。

本体サイズは491(幅)×490(奥行)×198(高さ)mmとコンパクトながら、最大32チャンネルのミキシングが可能。入出力端子はマイクやラインなど24chのアナログ入力/12chのアナログ出力、2chのデジタル出力を装備。グラフィックイコライザーやリバーブ、ディレイなど、音処理に欠かせないエフェクト機能も本体に内蔵しているので、一台でミキシングから細かい音質補正まで、すべてのプロセスを完結できるのも大きな魅力だ。さらに別売の入出力ユニットやレコーダーなどを「REAC」ポートに接続して、入出力や機能を拡張することも可能だ。

◆V-Mixer M-200i
価格:299,250円
発売日:2013年1月25日

◆M-200i 製品詳細ページ
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