全米Hot100誕生から54年、最多No.1獲得アーティストは誰?
ビルボードの全米ヒット・チャートが1940年に生まれ、その後、今のような“Hot100”シングル(ソング)・チャートが生まれたのが1958年の8月4日だ。ファースト・チャートの首位を獲得したのがリッキー・ネルソンの「プアー・リトル・フール」。そして、最新チャートの首位はカーリー・レイ・ジェプセンの「コール・ミー・メイビー」で、1016曲目のNo.1となった。1958年当時と違い、今日のチャートは週間セールス、ラジオのエアプレイ、さらにニールセン・ミュージックから報告されるストリーミング・データの総合結果を混ぜ合わせている。
ちなみに、これまでの最多No.1獲得アーティストは20曲のビートルズ。これにマライア・キャリーの18曲が続き、3位はマイケル・ジャクソンの13曲。以降はマドンナとスプリームスの12曲、ホイットニー・ヒューストンとリアーナの11曲、ジャネット・ジャクソンとスティーヴィー・ワンダーの10曲と続いている。
一方、トップ10ランク・イン曲数を見てみると、マドンナが38曲で最多。誕生50周年記念の2008年当時、マドンナは「初めはロキシーなどニューヨークのクラブでの人気ばかり気にして、“Hot100”には関心がなかったけど、全国に行き渡る意味合いがわかって、今は“Hot100”に入ることが私の最も関心のあることの一つよ」と語っている。
トップ10ランク・イン曲の2位はビートルズの34曲、3位がマイケル・ジャクソンとスティーヴィー・ワンダーの28曲で、以下マライア・キャリーとジャネット・ジャクソンが27曲となっている。
さらにHot100ランク・イン総数を見てみると、“グリー”シリーズが203曲。アーティストで捉えるとエルヴィス・プレスリーが108曲で最も多い。54周年を迎えた“Hot100”だが、毎週繰り出されるヒット・チャートは新鮮そのものだ。
◆ニュース提供:ビルボード
◆BARKSビルボード・デイリーニュース・チャンネル
この記事の関連情報
全英アルバム・チャート、デヴィッド・ギルモアの最新作『邂逅』が初登場1位
全米アルバム・チャート、サブリナ・カーペンターの『Short n’ Sweet』が2週連続1位
洋楽を身近に感じさせてくれるYouTubeチャンネル「Honey Lyrics」
全英アルバム・チャート、オアシスの『Definitely Maybe』が30年ぶりに1位
全米アルバム・チャート、サブリナ・カーペンターが最新作『Short n' Sweet』で初の1位
全英チャート、サブリナ・カーペンターがアルバム1位とシングル1~3位を独占
全米アルバム・チャート、ポスト・マローン初のカントリー・アルバムが初登場1位
全英アルバム・チャート、ポスト・マローンの最新作『F-1 Trillion』が初登場1位
全米アルバム・チャート、テイラー・スウィフトの最新作が非連続15週目の1位