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| ■インタヴュー後半
──そのような思い入れの深い曲をデビュー10周年という節目の年にカヴァーしてみた感想は、どのようなものだったのでしょうか?
ボニー:10年って早いなって思って作ってました。当時書いた歌詞そのままなので、ちょっと恥ずかしい感じもしつつ(笑)。でも、なんかそれをカタチに残せたというのがすごいうれしくて。当時録音したデモテープって、本当にアナログのカセットテープでしか現存してないんです。みんなそれを聴きまくってるから、テープがもう伸び伸びで(笑)。いつかキッチリとデジタルにしたいよねって話はしてたんですけど、それがこんな素敵なカタチで残せるなんて、という感じで。まぁ、もちろん10年前の声ではないんですが、10年の区切りとしてはすごい良い記念になったなぁって。
──では、デビューされてからの10年間を振り返ってみていかがですか?
ボニー:あっという間という感じですね。でもすごい濃密でした。濃密だったから、あっという間だったんでしょうね。アルバムも7枚も作っちゃったし、今年8枚目出ちゃうし(笑)。10年でそれはわりとがんばったほうかな、と。私、わりと周りの人からマイペースって言われるんですけど、でも、本当に私のペースでやっていたら5枚くらいで終わっていたと思うんです。
──なかでも特に印象深い作品はありますか?
ボニー:それぞれ印象には残っているんですけど、あえて1枚挙げるとすれば4枚目のアルバム『Let Go』ですね。この作品は通常より多くお休みをとってから制作に入ったんですけど、そのおかげか、すごくリラックスして作業ができたんです。作ったときは時代の波とかそういうものを無視した作品を作っちゃったなぁって思ってたんですけど、今から考えると、逆にいつの時代でも聴ける作品になっているのかなぁって感じがするんです。ファンの方の間でも、あのアルバムを好きって言ってくれる方が多いんですよ。
──8月3日には、最新シングル「So Wonderful」をリリースされますね。
ボニー:今回はトーレの弟子とも言える三人組Burning Chickenという人たちのプロデュースです。シーズンにドンピシャな夏っぽいアレンジで、ドライブにも合いそう。さわやかな雨降りというか、向こうに晴れ間が見えてる感じ。
──そして、9月にはニューアルバムのリリースも控えています。
ボニー:カヴァーアルバムは10年の締めくくりという感じで、今度リリースされる作品は11年目にさしかかる最初のアルバムなので、どちらかというと再出発というイメージの方が強いですね、個人的には。ニュー・ボニーって感じで。
──では、最後に11年目に突入したニュー・ボニーの展望を教えてください。
ボニー:もうちょっとリラックスして、活動していければいいなって思います。歌うときも気合いでガチガチになるんじゃなくて、「気持ちよかったら良いんじゃない」みたいなスタンスでやっていけたらいいなぁって思ってます(笑)。
取材・文●宮崎敬太 ●インタヴュー前半へ戻る>>>GO! |
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