英クリスマス・チャート、トップは?

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英クリスマス・チャートが発表された。驚いたことにトップを飾ったのは、アメリカのシンガー、ギャリー・ジュールスが歌う「Mad World」だった。ティアーズ・フォー・フィアーズのカヴァーで映画『Donnie Darko』で使用された同曲は、3年前にレコーディングされたもの。当初、クリスマス・レースに参加するなど考えられていなかった。

このため、1位獲得間違いなしと言われていたザ・ダークネスの「Christmas Time(Don't Let The Bells End)」は2位に終わった。皮肉なことにバンドのフロントマン、ジャスティンが予想した通りの結果だった。ちなみにジャスティンは、来年No.1を獲得すると付け加えている。

3位は、先週トップだったオジーケリー・オズボーンの「Changes」。続く4位にコメディ番組『Bo Selecta』の出演者アヴィッド・メリオンがリリースした「Proper Crimbo」、5位にポップ・アイドルズの「Happy Xmas(War Is Over)」が入った。

この他、アトミック・キトゥンの「Ladies Night」(8位)、シュガー・ベイブスの「Too Lost In You」(10位)が初登場している。

アルバム・チャートのトップ3は先週と変わらず、1位はダイドの『Life For Rent』、2位はウィル・ヤングの『Friday's Child』、3位はマイケル・ジャクソンの『Number Ones』がそれぞれキープした。

クリスマス前とあってニュー・アルバムのリリースは少なく、トップ10に初登場したものはなかった。

Ako Suzuki, London
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