ザ・ダークネスのJ・ホーキンス、不調だと言われるジョン・ボン・ジョヴィの声を分析

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ジョン・ボン・ジョヴィのヴォーカル・パフォーマンスが衰えたと批判されているのを受け、ザ・ダークネスのシンガー、ジャスティン・ホーキンスがそれを分析する映像を彼のYouTubeチャンネル「Justin Hawkins Rides Again」に投稿した。

◆ジャスティン・ホーキンス動画

ボン・ジョヴィは今年4月に北米でツアーを開催したが、多くの曲で、ジョンの音域に合わせバンドがキーを低くしてプレイしたり、ジョンが歌うのに苦戦している様子が見られたという。

ホーキンスは、「俺は、ジョン・ボン・ジョヴィをこの上なくリスペクトしており、俺がここで言うことは全て憶測にすぎない──俺は彼に愛しか望んでいない」と断った上で、過去の映像と現在の映像を比較しながらジョンの音域が低くなっていることや彼が疲れて見えることを指摘し、「これは悲しい。見ていて楽しいものではない。彼は素晴らしいシンガーだ。でも、内側からむしばまれているように見える。声が傷ついているのではないと思う」などと話した。

ネットに出回ったボン・ジョヴィの最近のライヴ・パフォーマンス映像に、「ジョン……あなたのどでかい豪邸に戻り人生を楽しんだ方がいい。僕らはあなたをリスペクトしている。あなたもそうすべきだ」とのコメントがあったことに、ホーキンスは「これはいい意見だ。俺のキャリアはボン・ジョヴィほど長くもビッグでもない。でも、俺らが体験してきたレベルにおいても、もしこういう状況に陥り、期待されることを供給できず、オーディエンスに相応しいものを与えられないのであれば、それは最悪だ。酷い気分で、ツアーを楽しめない。家に戻りたくなるだろう。俺は彼が同じ気持ちであると考える」と話した。

「永遠に活動を止めろと言ってるんじゃない。彼にはセラピーみたいなものが必要なようだ。ポリープだったり、彼の声帯にしこりがあるという感じではない」「彼はものすごく疲れているように聞こえる」と分析してみせた。

ジョン・ボン・ジョヴィは昨年10月に新型コロナウイルスに感染し、それが影響しているとも推測されている。


Ako Suzuki
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