ボノが映画『In America』のサントラ用の曲を共作。ヴォーカルにコアーズのアンドレアをフィーチャー

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U2のBonoは、間もなく公開予定の映画『In America』のために「Time Enough For Tears」という曲を共作した。この曲にはアイルランドのバンドThe CorrsのAndrea Corrのヴォーカルがフューチャーされている。

Bonoは、アイルランドの監督/プロデューサー/脚本家であるJim Seridan(『Some Mother's Son』『In The Name Of The Father』『My Left Foot』)の映画のために、アイルランドのアーティスト、Gavin FridayとMaurice Seezerと共に曲を書いた。このナンバーは'40年代の雰囲気で、作曲家Cole PorterやElla Fitzgeraldのようなシンガーにインスパイアされているという。

「Bonoは映画を観て、圧倒されたんだ」とFridayはウェブサイトのU2logで言っている。「彼は僕達と一緒にやりたくて、自然にこうなったんだ。すごく詩的でロマンチックだよ。傷つきやすく、むき出しで。きれいな曲だよ」。『In America』は'03年春にアイルランドで公開される予定。

関連ニュースでは、Bonoが大量生産されるポップ・ミュージックについて『The Irish Times』紙にコメントを寄せている。「みんな、加工されたインチキなポップバンドの台頭にはうんざりしてる。あんなのはゴミさ。何かリアリティのあるものが再び欲しくなってるんだ。そういう時期にさしかかってるんだよ」とBonoは新聞で語っている。紙面ではほかに*NSYNCJustin TimberlakeGeorge MichaelBlur/GorillazのDamon Albarnの意見も掲載されている。

「状況は変わりつつある」とBonoは言う。「普通、みんなビッグなロックバンドなんかどうでもいいと思ってるだろうね。でも、俺達にうまくやってほしいとも思ってる。俺達はほんとにプレイが出来るバンドのために旗を掲げてるんだから」

『The Best Of U2 1990-2000』は11月5日に米国リリース。LAUNCH(lauch.yahoo.com)で、この中の曲「Electrical Storm」のビデオが視聴できる。

Darry Morden, Los Angeles (C)LAUNCH.com
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