Suge Knightの元ボディーガードがロス市警を訴える

ロサンゼルスのコンプトン地区の元警官という経歴を持ち、Death Row RecordsのCEO、Marion "Suge" Knght、Dr. Dre、2pacのボディーガードを努めていた人物が、ロサンゼルス市警察を相手取り訴訟を起こした。AP通信によるとロス市警は、警官の不正問題が明るみとなったランパート・スキャンダルを追っていた記者たちに、この人物の名前を明かしたとして訴えられている。

原告のKevin Raymond Hackieは、被告としてRolling Stone誌とNew Yorker誌の名も挙げており、これらの雑誌のスキャンダル記事で、彼がロサンゼルス市警と交わした機密保持協定が破られたとしている。

訴えによると、Rolling Stone誌の記事は'97年のNotorious B.I.G.殺害へのKnightの関与を証言したのがHackieだと伝えているという。Hackieは、ロス市警との事情聴取の内容を公にされたことで自らの命を危険にさらされたとして、各被告に対し500万ドルの賠償金を求めている。

Billy Johnson Jr., Los Angeles　LAUNCH.com